良かったライブ トップ10 (2023/04/11時点)

〇はじめに

社会人になってからは、休日のたびに探してでもライブへ行くという生活をしていた(精神状態が相当悪くて何もせず家にいるとヤバかった)のですが、某感染症の騒ぎでしばらくライブ行けんかったし、そうこうしている間にもうアラサーだし...で、もうそういうのは卒業する時なのかなと思っていましたが、好きなバンドとか歌手が続々とツアーやライブを発表するもんで、結局予定が増えつつあります。

過去に行ったライブの中でも特に良かったものを回顧したいと思います。

 

 

第10位 KEYTALK 「熱い熱い思いぶっ放しツアー ~目指せ全国制覇への道」

    @徳島club GRINDHOUSE

丁度レコード会社移籍するっていうタイミングでまわっていたツアーだったと思います。

それもあってか、今までのライブではギターの武正がMCしていたのを、ギターボーカルの巨匠がやるようになったり、本編後半やアンコールで演奏されるのが定番だった、代表曲『MONSTER DANCE』を序盤で演奏したり、と新しいことに挑戦しようとしてるのが見て取れるライブ。

『アオイウタ』と『黄昏シンフォニー』の歌詞が、彼ら自身の状況と重なってやけに涙腺にくる日でした...。

グラインドハウスは、初めてプロのバンドのライブを観たハコ(9mmの『Movement』のツアー)だったけど、それっきりなかなか来る機会もなかったので、久々に来れたのも良かったな。

 

 

第9位 ネクライトーキー "オーキートーキー全国編 「〆」" @梅田Shangri-la

1stアルバム『ONE!』のリリースに伴う全国ツアー(対バン有。自分は大阪と広島に参加しました)の完結編として開催された東阪の2公演にわたるワンマンライブ。

当時の持ち曲をほぼすべて出し切る内容(東京でだけ『夏の雷鳴』が演奏されてたのはかなり羨ましかった)で、あの時点での集大成という様相。

しかも、この時点では、正式メンバーじゃなかった、Key.むーさんの加入が発表されるというサプライズもあり、殊更記憶に残ってます。

いつ加入するんだろうとずっと思ってた(ファンにもたまにリプで聞かれてた)ので、(ついに...!!)という感慨深さもありました。

この発表後に披露した『朝焼けによろしく』の合唱パートはグッと来ましたね...。

 

 

第8位 L'Arc~en~Ciel ARENA TOUR MMXX @大阪城ホール

自発的に行きたいと思った初めてのライブがラルクの15周年の公演だった(東京は小学生が行くには遠すぎて結局行かなかった)ので、念願叶って、というところがかなり強いライブ。

友達と行ったんですが、ライブはじまる前から、何回も「マジで、ラルクでてくるんか~~、ウワ~~」「逆に緊張するって~~」みたいなことをずっと言ってました。

初ライブなので、『虹』とか『あなた』聴きたすぎたのはあります(やらなかった)が、セトリ自体は好きな曲ばかりだし、とくに『風にきえないで』が聴けたのは、本当に嬉しかった。

余談ですが、ライブ後、飲みになんばの方へ向かったら、成人式と丸被りでどこの店も空いてなくて、1時間ほど彷徨う羽目になり、ほとほと困り果てました。

 

 

第7位 B'z LIVE-GYM 2015 "EPIC NIGHT" @高知県立県民文化ホール オレンジホール

人生2度目のB'zのライブ。

前回はこの7年前。知らない曲もあったあの時とは違い、リリースされた音源は全て聴きこみ、迎えたライブだったので、この日に賭ける想いは尋常じゃないものがありました。

内容も、セトリも抜群に良かった(そもそもB'zのライブが微妙だったことってない)んですが、何より、この日は座席がべらぼうに良くて、途中で目の前に稲葉が来たのがまじのハイライト...。さすがに存在感がすごすぎた...。

 

 

第6位 ヒトリエ 10年後のルームシック・ガールズエスケープTOUR @高松DiME

前年に渋谷クラブクアトロで開催された同コンセプトのライブに応募が殺到し、落選者が続出したため、全国ツアーが決定。高松公演はその初日。

この日は、なんといっても、久しぶりに声出し可のワンマン(フェスでは、少し前に解禁されてたけども)。ギターボーカルのシノダがめちゃめちゃ嬉しそうだったのが、印象的。お前が嬉しそうだと、オデも嬉しい...。

個人的には、声出し解禁って言っても、メンバーの名前を呼ぶ人が続出するとか、ずっと大声で歌ってる人があらわれるくらいなら、しなくていいよ...派なんですが、この日はそういう人がまったく見受けられなかったのも、すごい良かった。

曲単位だと、この日の『アンノウン・マザーグース』は本当にすごかった。声出しできないあいだにすっかり忘れてたけど、この曲の爆発力ってこうだったよな~...。

 

 

第5位 UNISON SQUARE GARDEN "CIDER ROAD" tour 2013 @高知X-pt.

ニゾンのライブを観るのはこの日が2回目。

少し前には、当時とまったく同じセトリで演奏するリバイバルツアーもやりましたね(某感染症への感染を危惧して行けなかったので、悲しい)。

さすがに行ったのがもう10年も前のことになるので、細かいことは全然覚えてないけど、若気の至りで、バラード以外は終始飛び跳ねまくったりとにかく頭振りまくったのだけはうっすら覚えてます。

今にして思うと、田淵がよく言ってる、周りと合わせなくていいからお前の好きなように楽しめ、というのはこの時の自分の楽しみ方そのものだったのかもしれませんね。

 

 

第4位 ヒトリエ UNKNOWN-TOUR 2018 "Loveless @名古屋 CLUB QUATTRO

初の名古屋への遠征。この時点でヒトリエを観たことはなかったわけだったのですが、夜中に突然、行かなきゃ!という気になり、Twitterでチケットを譲ってもらって、夜行バスに乗り急遽向かったライブ。

ラウド系やメロコアとは違う方向で、激しくて速かったのでかなりの衝撃...。このライブをきっかけに、週末ライブ生活がはじまったという意味でも思い出深いです。

名古屋について何のリサーチもしてなかったせいで、昼に矢場とんへ足を運んだくらいで、ライブの時間まですることがなく途方に暮れたのも懐かしい...。

 

 

第3位 UNISON SQUARE GARDEN プログラム15th

15周年を記念した野外ワンマン。

夏フェスのカンカン照りのイメージが強すぎて、野外ライブに参加するってあんまり前向きじゃなかったりするんだけど、この日は天候とか少しづつ変わっていく空模様と楽曲が相乗効果を起こしているのを如実に感じられて、なんか悪くないなとか思ったりもした。

ハイライトは、後半ドラムソロ明け、『天国と地獄』、『fake town baby』、『徹頭徹尾夜な夜なドライブ』とキラーチューンの3連打でピークまで到達したかと思っていたら、間髪入れずはじまった『シュガーソングとビターステップ』。あの瞬間、おれは死にました...。

そして、この日だからこそ演奏された、本編ラストのメジャーデビュー曲『センチメンタルピリオド』の歌詞は、バンドの歩みと重ね合わせると感涙もの。というか、泣きました。

 

 

第2位 米津玄師 2020 TOUR / HYPE @和歌山ビッグホエール

感染症で、公演の大半が中止になったライブツアーの初日公演。

アルバムリリースを伴わないツアーということで、近年は披露されていなかった楽曲が多数セトリ入り。内容や演出も非常にすばらしかったです(ツアー序盤のため米津さんの歌自体は本調子ではなさそうだった)。個人的には、この日の『アイネクライネ』の歌唱と演出に強く心打たれてしまい、ボロボロ泣いてしまいました。なんだろうね。映像化してほしかったナ...。

花道があったのですが、そこの先端に隣接する席だったので、とても近くで米津さんを拝めたのも良かった。デカかった...。

 

 

第1位 ヒトリエ TOUR 2019 "Coyote Howling" @高松DIME

アルバム『HOWLS』のリリースに伴う全国ツアー。

ライブを観られたのは、この時で6回目だったけど、正直なところ、この時がもっとも素晴らしいライブでした。『RIVER FOG, CHOCOLATE BUTTERFLY』、『November』などの落ち着いた曲の演奏や歌唱から感じられる、張りつめた緊張感は今までにないものを感じて。でも、それと同時に速い曲や激しい曲での爆発力は衰えることはなくて。

言語化するのが難しいので何とも言い難いですけど、ただ、ロックバンドのライブであんなに感情を揺さぶられることはもう今後無いだろうと思うような、そんなライブでした。

しかし、ツアー初日がアルバムリリースの数日後だったのはなんだったんだろう、スケジュールがタイトだったのかな...。

 

 

〇総評

踊れて楽しいライブが好きでよく行ってたんですけど、そういうライブって結局のところ楽しかったことしか覚えてないので、こうやって並べたときには入ってこないですね...。楽しくて好きなんですけどね...。