感想のブログ

⚠ネタバレ有

ここ一週間で印象に残った5曲 (2024年12月第4週版)

風邪をこじらせているのですが、体調も一進一退...。良くなったかと思えば悪くなり、のくりかえしです。体調が悪いと、リアルのことのみならず、インターネットですら些細なことにイライラしてきて良うないですね...。

 

 

441. HOWEVER / GLAY

 

1997年リリースの12thシングル。

先週末参加してきたGLAYのライブがあまりにもよかったので、今週はGLAYオンリーで。こちらは彼らにとっての押しも押されぬ代表曲で、個人的にも10代前半にCDTVかなにかで耳にしてGLAYというバンドを知るきっかけになった1曲であるという記憶があります。

ライブの感想のほうでも書きましたが、もうこの曲の歌唱はTERUさんのボーカリストとしての意地でした...。まさに、つくりものでない、その瞬間だからこその感情が乗った歌。こういうのって毎回どうしてだか涙が出てしまいます。涙腺の回路って不思議。でも、不思議だからこそ、もう今後ずっとわかんなくてもいいよなとも思ってたりして。理屈がわかるとつまんなくなっちゃうかもしれないですしね。

 

 

442. 口唇 / GLAY

 

1997年リリースの11thシングル。

親からある日不意にもらった『REVIEW』に収録されていたことで、『HOWEVER』、『BELOVED』、『彼女の"Modern..."』、『千ノナイフガ胸ヲ刺ス』、『軌跡の果て』等々とともどもに聴きに聴きまくった、10代前半の個人的第一次GLAYブームの象徴みたいな曲です。もう、脳にこびりつきすぎて、改めてどうこう、なにやらかにやら、ということは逆に無いというレベル...。

と、そういう曲なのですが、今回『BRIGHTEN UP』からシームレスに演奏されるというあまりにも最高すぎる流れがあったことで、いつぶりだろうというくらい久しぶりにめちゃめちゃ良い曲じゃない!?となっています。なんというか、元々、良い曲であるというのはわかっていたものの、実感をもって捉えることができたというか...。

 

 

443. BRIGHTEN UP / GLAY

 

今年リリースされた17thアルバム『Back To The Pops』の収録曲。

要所でリフレインされるコーラスのフレーズがまさに30年というものをキーワードにしていて、アルバム1曲目らしい風格を漂わせている1曲ですが、今作においてはくじびきの結果として中盤に置かれています。活動期間を重ねてくるほど制作過程にロジカルな部分もでてくるなかで、それを一度壊してしまうという試みの大胆さ...! しかも、それがGLAYというバンドでもっと楽しむために、という原動力なのがまた良いよなあと思います。

で、ライブにおいては前半戦のクライマックスにおける起爆剤として置かれていたのですが、1曲目とか本編最終盤とかに置いてもぜんぜんいけそう!っていうくらいにこの曲にポテンシャルを感じましたね...。めちゃめちゃ良かったです。『口唇』との繋ぎもめちゃめちゃ決まってたし...。

 

 

444. SHUTTER SPEEDSのテーマ / GLAY

 

1996年リリースの3rdアルバム『BELOVED』収録曲。

この曲をはじめて知ったのは『REVIEW』を聴き倒した1年後くらいに『DRIVE』を手に取ったときだったと思います。メンバーの人となりを一切知らずに聴いてたし、オリアルもほぼ聴いていなかったので、パンクテイストでしかもJIROボーカルのこの曲のインパクトはスゴかった...。もはや10代前半のJ-POP耳にはぜんぜん刺さらなかったほど...。なので、ちゃんと好きになったのは10代後半でGLAYのコピバンをするにあたって、ライブ映像を観まくっていたとき。候補には上がれど、結局ライブではやりませんでしたが...(セトリはたしか、誘惑、Winter,again、口唇、Modern、HOWEVERでした)。

ライブではアンコールで演奏されて。恐らく特例的にチョイスされたんじゃないかな、と思っているんですが、だからこそ、今日この日に演奏する意味みたいなものが強く感じられて良かったです。

 

 

445. 疾走れ!ミライ / GLAY

 

2014年リリースの51stシングルで、TVアニメ『ダイヤのA』OPテーマ。

もうこの曲のリリース頃はリアルタイムでは活動を追っかけておらず、なんならYAVAI YAVAIと連呼していることがやたら話題になっていた両A面曲のほうだけ耳に入っていたというくらいだったのですが、しばらく時を経て、一体なんのタイミングだったか...とにかくここ5年のあいだあたりに耳に入ってからめちゃめちゃ好きになった1曲です。

こういうメジャー調で、かつアップテンポでいて、バンドの想いとも重ね合わせられるような歌詞が乗った...という曲にやたらと弱いし、こういうのをライブの最終盤にやられるのにも弱いという人間でして、今回のツアーでのポジションとあの演出は反則やろ...とオモタ...。