ここ1週間で印象に残った5曲 (2024年2月第4週版)

最近はダイエットも兼ねて、油ものを控えているんですがなんかすこぶる調子がいいです。これで酒もやめられたら、健康になっちゃうな...。

 

 

226. ちょうぐにゃぐにゃ / ネクライトーキー

 

先日リリースされた4thフルアルバム『TORCH』のリード曲。

間にセルフカバーアルバムやシングルのリリースはあったもののオリジナルアルバムとなると3年近くの間が空いたということで、ちょっと久しぶり過ぎるという感じすら...。そんな今作『TORCH』、もう言ってしまえば、もう名盤でしかないです。ライブをやりまくって到達した現在のネクライトーキーのムードを変に奇を衒うことなくそのままアウトプットしている、というのでしょうか。『オシャレ大作戦』や『北上のススメ』などに連なるようなキュートさとすこしの毒を併せ持ったようなキラーチューンはない(一応、『ふざけてないぜ』というのがありますが、あれ随分昔のシングルですしね...)のにも関わらず、もうこれはネクライトーキーでしかないなと思わせる説得力がある作品であると思います。

で、その1曲目がこちら。タイトルとMV、そしてギターのサウンドに若干のサイケさがあるのですが、それでいて圧倒的にスケールの大きさを感じさせる音像、もうこれは素晴らしすぎる...。まさにバンドがネクストステージに突入したことを確信する名曲です。

 

 

227. 浪漫てっくもんすたあ / ネクライトーキー

 

こちらも『TORCH』収録曲。

アルバム内の新曲のなかで、一番過去のネクライトーキーっぽいというと、これかなという楽曲です。のっけから『アイドル』(YOASOBI)みたいな始まり方をするのが印象的なのですが、こういうのがK-POPとかにおける流行りなのか、それとも単にオマージュなのかは、無知ゆえにわかりません...。

 

 

228. 新島工場探検隊 / ネクライトーキー

 

今週は『TORCH』ばっか聴いてたので、こちらも...。

今作では『だから、』(エモーショナルかつバンドのアンサンブルのスケールを感じさせる名曲!)と今曲がもっさ作詞作曲となっているのですが、もう『FREAK』以降は正直朝日さんの曲と一発で聴き分けがつかないくらいに、もっさの曲もネクライトーキーでしかないものになっていると思います。

そんな『新島工場探検隊』はやさぐれた歌唱が印象的な平メロから、転調を伴ってクールなサビへ入っていく展開がクールでカッコイイ楽曲です。

 

 

229. あべこべ / ネクライトーキー

 

2023年にリリースされたシングル『踊れ!ランバダ』に収録されていた楽曲。

正直、リリースされたときはあまりピンときていないというところもあったのですが、こうして新譜に収録されたことで、この時点でネクライトーキーが新しいモードに突入していたことがわかってようやく合点がいったかんじがありました。

良いメロディーと良い演奏、というものを自然体でやりきったロックバンドの理想形のような曲で、こういうことができるということは、これからもネクライトーキーは古びれることなく続いていくんだろうなということが確信できるような超名曲です。

 

 

230. クロノスタシス / きのこ帝国

 

2014年リリースの『フェイクワールドワンダーランド』収録曲。

なんで突然きのこ帝国かというと、Twitter(現X)で、「クロノスタシスって知ってる?」という歌詞がネタツイのフォーマットに使われまくっているのを見たからなのですが、今更ながら良い曲すぎないですか? 「350ml」という歌詞を「スリーファイブオーエムエル」と読んで、メロディーにハメるの気持ち良すぎない...?