過去ライブ回顧⑬ 2021-2022

 

 

2021/07/24 ネクライトーキー 「FREAK」 リリースツアー 「ゴーゴートーキーズ!2021」 @高松DIME

随分久しぶりとなったライブ。社会情勢のこともあるため、緊張感が少々ありながらの参加となりました。

今回のツアーは、内面を吐露するようなサウンドや歌詞も印象深かったアルバム『FREAK』のリリースツアー。実際のところ、そのアルバム自体をあまり飲み込めていない、という部分もあったので、どんなライブになるんだろうと正直、思うところも。

コロナ禍でのライブは初なのですが、入場時からして普段とは異なっていて、感染拡大を防ぐため、事前に専用のフォームに個人情報を入力して送信しているのを確認してもらった上で検温、平熱であることを確認した上で手指の消毒をして入場という形式。夏の暑さによるこもり熱もあってか、一度検温にひっかかってしまったものの、10分ほど安静にしてから再び測ると平熱だったので無事入場できました。床に目張りがされていて、その枠の中で観覧するというようなかたち。ある程度パーソナルスペースが保たれるので、これはこれで快適という感も。

少しすると暗転、いつものSEとともにライブが開演しました。1曲目はアルバムでもスタートを飾っていた『気になっていく』。「せーのっ!」という号令を皮切りに、合唱すると楽しいだろうなというパートがはじまりますが、勿論声は出せないので体を動かしながら、メンバーの声をじっくり聴くというような感じ。ここで、やはりコロナ前とは明確に違うな、ということをまざまざと実感することに。それは声が出せないというだけでなく、なんというか、この曲に限らずなのですが、体は動くものの、頭は冷静といった感じでしょうか。それは会場の空気によるものなのかもしれないし、ブランクというのもあるかもしれませんが、どこか、ライブを俯瞰で観ているような感覚がありました。

とはいえ、やはりネクライトーキーはライブバンド。ナマで鳴らされることでより生々しく感じられた『FREAK』の楽曲は、ここに来て聴いて、ようやくしっくりきたというような感じも。とくに、オルタナティブサウンドど真ん中の『大事なことは大事にできたら』やロックバンドの衝動あふれる『俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ』と『Mr. エレキギターマン』は、ネクライトーキーの新たな魅力を発見できるような、そんな演奏と歌唱でした。

冒頭でも書いたことなのですが、実際『FREAK』はちょっと戸惑いも生まれるようなアルバムでした。暗い、というわけでもないのですが、どこか空気感に世相が反映されているような気がした、といいますか。そういうこともあって、実際、今までのネクライトーキーのライブと違って、楽しみ100%という感じではなかったとも思います(それは、社会情勢も少しは理由にありますが)。

だからこそ、ライブの雰囲気がなんにも変わっていなかったことがスゴく嬉しかったですね。MCもいつも通りの楽しい内容で安心した、というほど大袈裟なものではないものの、ちゃんといつも通りだと思えるようなものでした。もう、なんだかそれだけでも行って良かったな、と思います。独特のエモーショナルな感情が生まれたようなライブでした。

 

 

セットリスト
01. 気になっていく
02. はよファズ踏めや
03. 北上のススメ
04. 夕暮れ先生
-MC-
05. 踊る子供、走るパトカー

06. カニノダンス
07. ぽんぽこ節
08. 八番街ピコピコ通り
09. 俺にとっちゃあ全部がクソに思えるよ
10. 許せ!服部
-MC-
11. 豪徳寺ラプソディ

12. 思い出すこと
13. 大事なことは大事にできたら
-MC-
14. 続・カエルくんの冒険

-MC-
15. ふざけてないぜ

-MC-
16. 誰が為にCHAKAPOCOは鳴る
17. こんがらがった!
18. オシャレ大作戦
19. Mr. エレキギターマン
en01. 明日にだって
en02. 遠吠えのサンセット

 

 

 

2022/05/21 Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス @京セラドーム

かのモンスターバンド・Mr.Childrenの30周年を祝すツアー。ドーム編とスタジアム編に分かれていて、こちらはドーム編。ちなみにドームにライブを観に行くのは地味に初めてです。GLAYラルクに続く大物バンドのライブシリーズということで、今回もやはりチケットが取れるとは思ってないところがあったので、いつものことながら当選は驚きというところも。

そして、迎えた当日。この日は久しぶりの大阪ということもあり、昼から串カツとビールを嗜んだりしたあとで、京セラドームへ。初めて来るところだとおもっていたのですが、着いた瞬間その昔野球を観るために来たことがあるということを思い出して、なんとも懐かしい気持ちに。

チケットをもぎってもらい入場すると、この日の席はアリーナの後方も後方、といった位置でこれはなんも見えなくても仕方ないだろうな、と思うくらいでした(し、実際のところほぼ見えませんでした)。少しの緊張とともに開演を待っていると、場内が暗転した後オープニングムービーが。30年の歴史が詰まったような内容で、第1線で戦い続けてきたバンドの積み重ねなどに思いを馳せていると、メンバーが登場し、名曲『Brand new planet』からライブがスタート。......予想はしていたことですが、これだけ後方だと音が反響しまくって聴きとりづらい。仕方ないとはいえ、かなり集中力を欠いてしまうという部分も。とはいえ、シンプルなバンドサウンドが炸裂する『箒星』、『海にて、心は裸になりたがる』、『シーソーゲーム ~勇敢な恋のうた~』はそのマイナス要因を吹き飛ばすような爽快さ。その後も、主に2000年代の名曲を中心にライブが進行。

そして、個人的第1のハイライトがバンドのダークサイドが現れたような『DANCING SHOES』から『フェイク』までをシームレスに繋いだセクション(その後、また間髪入れずはじまり、一気に光が射しこむような印象を感じさせた『Worlds End』もスゴかった)。大型モニターに映し出された映像も相まって、オーディエンスもバンドもどんどんボルテージが上がっていく様は凄まじかったです。

しかし、この後、寝不足と疲れのためか頭痛が...。穏やかなサウンドの曲が続くあたりのセクションでは立っていられないというほど。ライブに来てこんなことになるのは初めてなので「さすがに加齢か...。」とへこみながらダウンしていると、突如鳴り響いた『Tomorrow never knows』のイントロ。さすがにこうしちゃいられないとなんとか立ち上がると、なぜか体調が回復し、名曲のパワー(?)を思い知ることに。

その後は、『Dance Dance Dance』、『エソラ』のライブ定番曲に続く、本編ラスト『GIFT』へ。この日の第2のハイライトがここです。昔から知っている曲なのに、ナマで聴くと音源を遥かに超えた多幸感。合唱こそできないものの、それでもこんなに素晴らしい曲だったのか、と思うほどに。大アンセムでした。

最後にアンコールではたしかなメッセージがこめられた新曲『生きろ』などを披露し、終演。名曲の嵐みたいなセトリなのに、まだまだ聴けてない有名曲が山ほどある(ちなみにそちらはスタジアムでやったらしく。正直聴きたかった)のは、ミスチルのスゴさを改めて思い知るというところも。

なんといっても、あのミスチルが演奏する場所に居合わせることが出来たという、それに尽きるような一日でした。

 

 

セットリスト
op. 優しい歌→memories
01. Brand new planet
02. 箒星
03. 海にて、心は裸になりたがる
04. シーソーゲーム ~勇敢な恋のうた~
-MC-
05. Replay
06. Any
-MC-
07. くるみ
08. Drawing
09. タガタメ
10. Documentary film
11. DANCING SHOES
12. LOVEはじめました
13. フェイク
14. Worlds End
-MC-
15. 永遠
16. others
17. Tomorrow never knows
18. Printing ~ Dance Dance Dance
19. エソラ
-MC-
20. GIFT
en01. Your Song
en02. 生きろ

 

 

 

2022/06/11 B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X- @愛媛県武道館

全国ツアーとしては、実に2019年ぶりとなるB'z。コロナ禍においても、全5回にも渡る無観客ライブ、Mr.ChildrenGLAYとの対バンイベントなど、驚くような企画をもってして精力的に活動してきた彼らですが、今回行うツアーはなんとリリース前にアルバムツアーを行うというもの。中堅のロックバンドなんかだと活動のサイクルに新しい風を吹かすという目的でこういったことを行うことはあるのですが、彼らほどの巨大な存在だとなかなかないように思います。ある意味で、このタイミングだからこそ、という感じも。

2018年ぶりに愛媛県武道館へ。この日の感染拡大への対策は、ワクチンの接種証明、若しくは陰性証明書を提示した上で検温を受ける、そしてマスク着用の上声出し不可、というもの。手続きを済ませて入場すると、この状況でも地方のアリーナ会場を埋め尽くすほどの観客がいるという光景。比較的制限が緩いタイミングではあったものの、それでも改めてバンドの人気の根強さを感じました。

結果的に、この日のライブのセトリとしては、『Highway X』の楽曲+定番曲+配信ライブで話題に上っていた『Thinking of you』というような形で、『Highway X』の収録曲に関しては、既にライブで披露されていたり、タイアップ先で公開されているもの以外はこの日が正真正銘の初聴です。ライブ前は、近年のモードからすると今作も割とハードロックテイスト強めになるのかなと思っていたのですが、意外や意外。どの曲もなかなかメロディーが立っていて、なおかつ多彩さを感じさせる仕上がり。この時、とくに良いなと思ったのは『リヴ』と稲葉さんがギターを持って歌った『山手通りに風』。まさにアルバムへの期待度が上がるような内容(実際に聴いてみた感想としても近年のアルバムでは一番好き)でした。

そして、ほかにもアルバム曲以外では『Thinking of you』と『さまよえる蒼い弾丸』が素晴らしかったです。前者は『ELEVEN』好きとしてはたまらないですし、後者は初めてナマで聴いたのですがイントロから空気が変わる感じがあってたまらなかったです。

制限下であるために声援がまったく起こらないことと、今回のライブのコンセプトもあって、いつものまさに熱狂というような雰囲気とは少しまた違ったのですが、こういう演奏に耳を傾けるB'zのライブというのもまた楽しいものだなと思いました。そして、それは新曲が良かったということも相まってのことだったとか思います。

ここからは、ライブの内容とは全く関係がない余談。規制退場に従っていたら呼ばれたのがほぼ最後だったのですが、そこから電車に乗ろうと急いで駅に向かうと凄まじい行列...。電車が1両編成(2両もあったかも)な上に、都会と違い数分に1度くるというものではないため、これを待っているとすぐには帰れないし、そもそもいつ帰れるか自体もわからない...。後の予定があったのと、既にスマホの充電が切れていたせいで連絡もとれないので、仕方なく徒歩で帰ることに。幸い同じことを考えて歩いている人が結構いたのでその列についていくことで道の心配はなかったのですが、どこまで行けばゴールかもわからないし、もうすでに夏の気配を感じる6月の夜ということもあってただただ暑いし...。見慣れない住宅街をひたすら40、50分歩いて松山駅にようやく到着したのですが、もう二度としたくないと思うような体験でした。

 

 

セットリスト
01. SLEEPLESS
-MC- 「B'zのLIVE-GYMにようこそー!」
02. Hard Rain Love
03. ultra soul
-MC-
04. イチブトゼンブ
05. 愛のバクダン
-MC-
06. Daydream
07. 山手通りに風
08. マミレナ
-MC-
09. Thinking of you
10. 裸足の女神
-session-
11. 漣 <sazanami>
12. Highway X
-MC-
13. COMEBACK -愛しき破片-
14. YES YES YES
15. 兵、走る
16. さまよえる蒼い弾丸
17. リヴ
-MC-
18. UNITE
en01. You Are My Best
-MC-
en02. ZERO

 

 

 

2022/07/03 ネクライトーキー 「MEMORIES2」 リリースツアー 「ゴーゴーメモリーズ!2022 夏」 @高松DiME

石風呂曲セルフカバーをまとめて一枚にコンパイルしたアルバムの第2弾『MEMORIES2』のリリースツアー高松公演。そして、この日は高松DIME移転後、個人的には初となる来訪になったのですが、前の場所と内装がスゴく好きだったこともあってなんとも寂しいところではあります...。

丸亀町グリーンに車を停めて少し買い物した後、その足で会場へ。信号を渡りアーケードへ入ったあと右の路地に入るとすぐという立地の良さ...。急遽行くことになったというのもあって、当日券を買い求めて(この時感染拡大防止策としてチケットに連絡先と名前を記入)から、長~~~~い階段を登り切って入場。前回のネクライトーキーのライブ同様、床に目張りがしてあってソーシャルディスタンスを保ちながら楽しむという形です。

この日のライブは『魔法電車とキライちゃん』からスタート。続けて、前半から惜しげもなくバンドの衝動性を示すようなロックチューンを連打するのですが、その惜しげの無さはこれまでライブのクライマックスを飾ることが殆どだった『オシャレ大作戦』が3曲目にして披露されたほど。

この一方、セットリスト後半にかけてはバンドの音楽性の豊かさが感じられるような楽曲が並んでいるという印象。ライブを観ていないあいだに爆速にアレンジされ変貌を遂げた『はよファズ踏めや』で幕を開けた後半戦は、センチメンタルな『午前3時のヘッドフォン』、ストーリー性のある歌詞が楽しい『あの子は竜に逢う』、ラップ調の四つ打ちナンバー、前作収録の雄大なメロディーが印象的な『続・カエルくんの冒険』、初期の大名曲『ゆうな』が並ぶセクションは、バンドの持っている多彩なレパートリーをまさに縦断するようなものでした。

その後もいわゆる定番曲はほぼないままに本編を終えたのですが、こういった部分も含めて、ある程度固定化してきていた従来の流れとは違う新しいセットリストの形を模索しているのかな、と感じられたようなところも。そういう面での新鮮さ、というところに関してはなかなかに強いライブでした。

 

 

セットリスト
01. 魔法電車とキライちゃん
02. ゆるふわ樹海ガール
03. オシャレ大作戦
04. 北上のススメ
-MC-
05. ロック屋さんのぐだぐだ毎日
06. きらいな人
07. ふざけてないぜ
-MC-
08. 朝焼けの中で
09. こんがらがった!
10. 壊れぬハートが欲しいのだ
-MC-
11. はよファズ踏めや

12. 午前3時のヘッドフォン
13. あの子は竜に逢う
14. 深夜の街にて
15. 続・カエルくんの冒険
16. ゆうな
-MC-
17. 君はいなせなガール

18. 夕暮れ先生
19. サカナぐらし
20. だれかとぼくら
en. ティーンエイジ・ネクラポップ

 

 

 

2022/07/17 ヒトリエ Summer flight tour 2022 @高松DiME

YouTubeで行われた配信ライブは観ていたし、リリースされる楽曲も毎度聴いてそのたびあまりの良さに驚いたりしていた(とくに『curved edge』はスゴかった)のですが、こういったご時世という事もあって、なかなか直接会場に足を運ぶことはできず。そうこうしているうちに、じつに2年半弱ぶりのヒトリエのライブとなりました。この日は、近年での個人的大名盤『PHARMACY』のリリースツアーです。

検温・消毒を済ませて入場すると、ネクライトーキーの時と同様、床に目張りがされており、その内側で観覧するということがわかります。フロアには概ね100人ほどでしょうか。この状況下でも地方で行うワンマンライブに駆けつけるファンがこれだけいることはスゴいなあと思ったりしながら待っていると暗転。SEとともにメンバーが入場しました。

この日のセトリは当たり前なのですが、wowaka時代とはまた異なる質感に仕上がった『PHARMACY』の楽曲を軸に構築されているもの。その中でもとくに1曲目、4~9曲目までの前半戦については4人体制の頃の良い意味でガチャガチャドカドカしたそれとは異なる、整理されたサウンドであることを印象づけるような流れ。その中で演奏された過去曲『SLEEPWALK』、『イヴステッパー』、『極夜灯』もそれに呼応するような空気感を持った楽曲ですね(『SLEEPWALK』はwowakaの没後のライブにおいては凄まじい熱気を産み出す楽曲として進化していますが)。

このように表現すると、勢いが減衰したと書いているみたいになってしまいましたが、勿論そうではなく、この部分においてはバンドが持つグルーヴィーな側面がより引き出されていたという印象です。とくに『Flashback, Francesca』や『電影回帰』での、音源以上にダイレクトに感じられるビートはハッとするものでした。

そうした一面をじっくりと見せたあとで、ヒトリエの基本路線ともいえるような性急かつテクニカルな演奏を見せるのが「灼熱地獄とは一体どういうものか、貴様らに見せてやんよ」(一言一句合ってるかは自信ないです)という言葉とともに始まった後半戦。wowaka曲も交えながらのこのセクション、流石に過去とまったく同じような気持ちで盛り上がれるかというとそういうことはないのですが、それでもやっぱりヒトリエのこういう音だからこそ、という気持ちになるには十分すぎるものでした。

そうして遂に迎えた本編終盤ですが、この日の個人的ハイライトはまさにここで、大好きな夏は過ぎ去っていくけどまた最高な夏が来るようにと前置きして始まった『Quit.』、そして「ヒトリエより愛をこめて!」という言葉とともに鳴らされた『ステレオジュブナイル』。このどちらもが、3人体制のヒトリエだからこそ作り得た名曲であるし、3人体制のヒトリエだからこそ為しえた、というようなことを実感できる名演でした。さらに言うと、これを観られたからこそ、ようやく、これからもヒトリエが続いていくことが楽しみになったと断言できるような、そういうものだったと思います。

そんな、エモーショナルなこの日の締めはまさかの『インパーフェクション』。この位置で披露されることはない楽曲であったため少しサプライズという感じも。

そういった内容の、暑い熱いライブとなったのですが、とはいえ、実は私は夏ってそんなに好きじゃなくて。汗はかくし、日焼けもするし。そのせいで外へ出るのが億劫にもなるし。しかし、『Quit.』という名曲が生まれたことや『Summer flight tour 2022』というライブが開催されたこと、それは間違いなく今まで忌避してきた夏のおかげということなのだろうな、という風に思ったり。

まさにひと夏の想い出というようなライブだったなと思いました。

 

 

セットリスト
01. Flashback, Francesca
02. ゲノゲノゲ
03. ハイゲイン
-MC-
04. 風、花
05. SLEEPWALK
06. 電影回帰
07. イヴステッパー
08. 極夜灯
09. Neon Beauty
-MC-
10. カラノワレモノ
11. Flight Simulator
12. 踊るマネキン、唄う阿呆
13. 3分29秒
14. アンノウン・マザーグース
15. strawberry
-MC-
16. Quit.
17. ステレオジュブナイル
en01. curved edge
en02. インパーフェクション

 

 

 

2022/08/20 MONSTER baSH 2022 (1日目) @国営讃岐まんのう公園

2019年以来、久しぶりの開催となったモンバス。自粛生活による体力の衰えや様々な要因から、この年は初日にだけ参加することに。

朝にお目当てのバンドがいなかったこともあり、ゆっくり会場へ向かって到着した頃には11時過ぎ。かなりちょうどよい時間に着けました。にしても、夏フェスは実に久しぶりですが、あいかわらずの暑さ。

最初に観たのはフォーリミ。『Horizon』や『Grasshopper』など初めて聴いた曲もあったのでラッキー感。『Just』締めは、暫くライブを観ていないあいだにバンドが新しいモードに突入していることも感じました。ちなみにこの日は省エネがテーマだったので、ほとんどのバンドをあんまり前の方にガツガツいかずに観ています。

続けて、ドラムスのルリちゃんが休養を発表したばかりの女王蜂。短い持ち時間に近年の代表曲をすべて詰めてシームレスに演奏し続けるという魅せ方が非常にカッコイイです。

そして、それに続くのがとても楽しみにしていたMy Hair is Badです。『angels』が素晴らしいアルバムだったので期待大。その期待通りに、『味方』と『歓声をさがして』がめちゃくちゃ良かった...。とくに晴れた野外で聴く『味方』はなんかとてもグッときてしまいました。

この後、ごはんを食べるためにサーカスの方へ。1時間ちょっと休憩。テントがあって日が避けられたのがありがたかったです。

そうして、ついにこの日の大本命・UVERworldのライブへ。この年から前方エリア抽選というのがはじまって、UVERに関しては運よくそれに当選していたため前の方で観られるという嬉しい出来事も。そうしてはじまったライブなのですが、やっぱりUVERのライブは音がスゴい。大迫力。まさに最高のライブだった(全部良かったのですが、中でもリリースされた時から大好きな『EN』が本当にスゴかった)のですが、残念だったこともあって。それは普通に声出しをしている人がたくさんいたこと。TAKUYA∞もそれについて、「心で歌って!」ということも何度も言っていたのですが、なぜか歌い続ける観客。「心で」という部分があまり伝わってなかったというのもあったと思いますが、最高なライブだっただけになんとも惜しい気持ちになりました。

この後少し早いくらいですが、お開きして帰路へ。日焼け止めベタベタに塗っていたのに、全然日焼けしていたのがつらかったです。

 

 

セットリスト
-04 Limited Sazabys- [空海]
sc01. midnight cruising
sc02. escape
01. Horizon
02. swim
03. Kitchen
04. My HERO
05. monolith
06. fiction
07. Grasshopper
08. Just

-女王蜂- [龍神]
sc. 心中デイト
01. KING BITCH
02. BL
03. 催眠術
04. HALF
05. 火炎
06. Introduction

-My Hair is Bad- [空海]
sc. 優しさの行方
01. ドラマみたいだ
02. アフターアワー
03. 真赤
04. クリサンセマム
05. ディアウェンディ
06. 味方
07. 歓声をさがして

-UVERworld- [空海]
sc. ナノ・セカンド
se. NEVER ENDING WORLD
01. IMPACT
02. AVALANCHE
03. Making It Drive
04. PRYING RUN
05. Touch off
06. EN

 

 

 

2022/09/06 KEYTALK 15th Anniversary Tour 「津々浦々夏の陣〜鳴けぬなら、踊りたまえ、ホトトギス〜」 @高知X-pt.

精力的な活動でも知られるKEYTALKですが、コロナ禍に入ってからの幕張メッセ2デイズの中止(後に代々木第一体育館2デイズと会場を改めて発表したもののそちらも中止)や全国各地のフェスの中止などが重なり、2020年は目に見えて活動が鈍化していました。しかし、アルバム『ACTION!』のリリースから少しずつペースを取り戻し、満を持して発表されたのが武道館ワンマン、そしてバンド史上初となる47都道府県ツアー。今回は高知公演に参加してきました。

台風が接近していたということもあって、開催できるのかなと思っていたのですが、何の影響もなく無事開催。参加を決めたの自体は直前だったので、当日券を買い求めてから入場。ご時世や47都道府県ツアーということ、交通機関への影響、そもそも高知県という立地もあってか、満員といった様子ではないですが、ほどほどにパーソナルスペースが保たれている程度にはお客さんは入っているという印象でした。

この日のセットリストは、伴っているリリースが『KTEP4』という5曲入りのEPだけということもあって、なかなか幅広い選曲(なんなら、『KTEP4』からやっていない曲もある)。正直なところ、スゴく好きな曲を沢山やったという感じではなかったりもするのですが、とはいえ、そこに関しては久しぶりにライブを観れる機会ができただけでも嬉しかったですので、あまり大きくマイナスに捉えたということもなかったと思います。

いつも同じ感想になっちゃいますが、曲とかメンバーの雰囲気とか全部ひっくるめて、やっぱりKEYTALKのライブって楽しいんですよねぇ。

 

 

セットリスト
01. 桜花爛漫
02. もういっちょ
03. 真夏の衝動
04. MATSURI BAYASHI
-MC-
05. 夜の蝶
06. 大脱走
07. 流線ノスタルジック
08. コースター
09. fiction escape
-MC-
10. アニマ
11. ロトカ・ヴォルテラ
12 黄昏シンフォニー
13. エンドロール
-MC-
14. ララ・ラプソディー
15. Monday Traveller
16. Oh!En!Ka!
17. Summer Venus
en01. shall we dance?
en02. アワーワールド
en03. MONSTER DANCE

 

 

 

2022/09/17 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 「kaleido proud fiesta」 @松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール

2022年って、〇〇ぶりと毎回言いたくなるくらいに間を空けてライブを観たバンドが多いのですが、こちらもじつに3年弱ぶりとなるUNISON SQUARE GARDENのライブです。

愛媛でのライブの会場は前回と同じく松山市総合コミュニティセンターで、この日の座席は逆に珍しいなと感じてしまう最後列。ホールということもあってしっかり傾斜がついていますので、会場全体の様子が俯瞰で見られたために、それほど観づらいという印象はなかったです。

いつも通り良いライブであったことはそうなのですが、正直言って、この日のセトリは過去最大級レベルに好みのど真ん中でした。シングルのリリースツアーですから、きっと良いセトリになるであろうことは予想していたものの、予想を上回る内容...。また、セトリにかぎらず、このライブにまつわる全てが完璧すぎました。ひとつ例を挙げるならば、MCが一切なかったこと。私は、ロックバンドのMCって必ずしもする必要がない場合もあるんじゃない?と思っていますので、これは痛快...。

あんまり良かったので全曲について触れたいくらいなのですが、現時点ではまとめられる技量もないので、もうとりあえずただひたすらに良かったとだけ...。2022年で観た中でも最高のロックショーでした。

 

 

セットリスト
01. harmonized finale
02. 箱庭ロック・ショー
03. 世界はファンシー
04. シャンデリア・ワルツ
05. CAPACITY超える

06. Silent Libre Mirage
07. Own-Civilization (nano-mile met)
08. ラディアルナイトチェイサー
09. fake town baby
10. 5分後のスターダスト

11. 弥生町ロンリープラネット
-session-
12. ワールドワイド・スーパーガール
13. ナノサイズスカイウォーク
14. サンポサキマイライフ

15. オリオンをなぞる
16. kaleido proud fiesta
17. to the CIDER ROAD
18. 10% roll, 10% romance
en01. Cheap Cheap Endroll
en02. シュガーソングとビターステップ
en03. 場違いハミングバード

 

 

 

2022/10/08 米津玄師 2022 TOUR / 変身 @神戸ワールド記念ホール

予定されていた公演の大半を残したままに中止となった『2020 TOUR / HYPE』以来となる全国ツアー。なんとたったの5か所でのライブという、オリジナルアルバムをフィジカルで100万枚以上売り上げたミュージシャンのものとは思えないほどに小規模なツアーとなりました。

久しぶりの神戸の街ということでちょっと駅前を散策した後で、会場へ入場。下手側のアリーナ後方という位置もあって、結果的に米津さんの姿は肉眼ではほぼ捉えられなかったのですが、時にはそんなこともあります。参加できるだけでも有難いことですからね...。

『STRAY SHEEP』のリリース後ということで、それを踏襲したセットリストになるかと思いきや、どちらかというと『Pale Blue』と『M八七』の収録曲を中心に、近年の代表曲を惜しげもなく披露するというような内容。豪華なのですが、壮大なスケール感の楽曲をひたすら連発する『迷える羊』~『Pale Blue』あたりにはちょっとヘヴィだなと感じる瞬間も...。

とはいえ、最後までそういったライブであるということは当然なく、特別な想いを持って制作されたロックナンバー『ひまわり』を皮切りに、雰囲気が様変わり。なかでも、久しぶりの演奏となった『アンビリーバーズ』はCメロから演奏の盛り上がりに併せるようにして眩しいほどの光が充ちる演出が素晴らしかったです。

そして、何より『KICK BACK』。まだチェンソーマンのOP映像すら出る前だったということもあって、やるかどうか、と思っていたのですが、「最後ですが、新曲やります」という言葉とともに本編ラストで!席の位置もあってか、この日のライブを通して、ちょっと声が聴きとりづらいな...というのがじつはあったのですが、『KICK BACK』に関してはそれがなにか相乗効果のようなものを産み出していて、とんでもなくカッコイイ曲であると感じられたりも。実際にカッコイイ曲なのですが、それを超えるような得体のしれない凄まじさと言いますか...。カメラを持って歌う米津さんとひたすら赤い照明の演出もめちゃくちゃ最高でしたしね...。

演奏終了後のあふれる興奮が抑えられていないといった客席も印象的です。アニメのトレーラーで小さく流れているくらいでしか世に出ていない新曲なのに、あんなに熱狂を起こすという光景はちょっと初めて観たかもしれないですね...。まさにこの日のすべてを持って行ってると思いました。

前回のツアーではだいぶキツそうだった『馬と鹿』を原キーで歌いきっていたり、『M八七』のスケール感がスゴかったりと、アンコールにも印象的な場面もあったのですが、それでも、こう思い返していると、この日に関しては「『KICK BACK』がヤバかった」という、もうそれに尽きてしまうような感じがあります...。

 

 

セットリスト
01. POP SONG
02. 感電
03. PLACEBO
-MC-
04. 迷える羊
05. カナリヤ
06. Lemon
07. 海の幽霊
-MC-
08. まちがいさがし
09. アイネクライネ
10. Pale Blue
11. パプリカ
-MC-
12. ひまわり
13. アンビリーバーズ
14. ゴーゴー幽霊船
15. 爱丽丝
16. ピースサイン
17. KICK BACK
en01. 死神
en02. ゆめうつつ
en03. 馬と鹿
en04. M八七
ed. ETA

 

 

 

2022/10/22 マカロニえんぴつ マカロックツアーvol.14 〜10周年締めくくり秋・冬ツアー☆飽きがくる程そばにいて篇〜 @高知県立県民文化ホール オレンジホール

『恋人ごっこ』や『なんでもないよ、』の大ヒットで大躍進を遂げていたマカロニえんぴつ。ひっぱりだこの状況下でも、まさに1年中ライブをしているというスタイルには生粋のライブバンドであることを感じさせます。こちらは結成10周年を記念したツアーの高知公演。

この日はソールドアウトということで、オレンジホールには満員の観客。こうした地方のホールですら易々と埋めてしまうというあたりには現在のマカロニえんぴつの勢いも目に見えてわかります。そして、その熱狂ぶりはメンバーが登場した時点でも感じられるもので、声出し禁止の公演(「厳守」というような空気も若干薄れてきていましたが)ながら興奮の声が抑えきれない観客がいるというほど。

そんなこの日の彼らのライブはというと、6月にリリースされた『たましいの居場所 - EP』の楽曲を軸にしながら新旧バランス良くこの10年間でリリースした曲を演奏するというもので、バンドが産みだしてきたグッドメロディーを余すことなく堪能できるという内容。ホールだからこそというような『街中華☆超愛』での派手な演出(銀テも発射された)もあって視覚的にも楽しいものでした(とはいえ、音に関してはホール特有の鳴りの良さに起因するものなのか、正直歌声が聴きとりづらかったりする瞬間も結構あったり...。)

マカロニえんぴつはずっとワンマンライブを観たかったものの、なかなか機会に恵まれず、それこそ2019年末のツアーなんかも落選しまくってマジかー...みたいな気持ちに当時なったりもしたのですが、こうやってバンドがとても大きくなったからこそ、なかなか来れないような場所でもライブをしてくれるようになったと考えると、とても嬉しいですよね。

そんなことを考えていると、この日最後に演奏された、彼らが注目されるきっかけにもなった初期の楽曲『鳴らせ』はやけにドラマチックに響いていました。

 

 

セットリスト
01. トリコになれ
02. 洗濯機と君とラヂオ
03. ワンルームデイト
04. 愛のレンタル
-MC-
05. たましいの居場所
06. MUSIC
07. mother
08. 恋人ごっこ
09. 夜と朝の間
-MC-
10. 街中華☆超愛
11. カーペット夜想曲
12. ブルーベリー・ナイツ
13. 愛の手
14. ワンドリンク別
15. MAR-Z
16. 星が泳ぐ
-MC-
17. ミスター・ブルースカイ
18. なんでもないよ、
en01. 僕らは夢の中
en02. 鳴らせ

 

 

 

2022/12/02 ヒトリエ 10年後のルームシック・ガールズエスケープ @渋谷CLUB QUATTRO

まさに公演のタイトル通りなのですが、ヒトリエ初期の名盤『ルームシック・ガールズエスケープ』が世に出てから10年が経過することを記念した、一夜かぎりのワンマンライブ。こういったコンセプトですが、『Summer flight tour 2022』で心境の変化があり、2022年のヒトリエをこの日で締めようとほぼためらいなく思えたため応募。無事に当選したので実に久しぶりとなる東京へ。

せっかくの東京だからということもあって、昼間は冨樫義博展(六本木)に行くことに。素晴らしすぎる内容だったのですが、予約していた時間が仇になってなんだか時間がギリギリっぽい雰囲気に。展示物をあまりしっかり観れない部分もあり後ろ髪ひかれながら渋谷へ向かうという羽目になって、焦っているうちに道に迷ったりスマホの充電が切れたり靴擦れがして踵が痛かったり、とかなり散々な道中でしたが、なんとか渋谷へ。

渋谷のQUATTROは昔ケバブスのデモCDを買いに来たときぶり(チケットは取れなかったのでライブは観ていない)なのですが、入場するの自体は初めて。内装は名古屋のQUATTROに近い感じで、あまり前の方に詰めなくてもステージがよく見えるのが嬉しいです。

必殺コンボから幕を開けたこの日のセトリは『ルームシック・ガールズエスケープ』が中心にありながらも、割と新旧幅広くて、それこそwowakaのボカロ時代の曲から3人体制になってから制作した曲まで演奏していたため、wowakaひとりからはじまった音楽の歴史を感じさせられる、というところも。そして、やっぱり本当にどれも曲が良い。卓越した演奏技術について言及されることも多いバンドですが、根底に曲の良さがあるからこそ、ファンが根強いということも改めて実感します。

wowakaについて普段のMCで触れることはないのですが、こういったライブということもあって彼についてのいくつかの昔話も。wowakaのディレクションは厳しくて『サブリミナル・ワンステップ』RECをしているうちにシノダのギターの弦が2本になっていたことや当時のwowakaのライブでの演奏は速すぎたこと、『コヨーテエンゴースト』は本人も弾けていなかったためなんであんなに難しくしたんだろう...という裏話的な内容で、もっと色んなところでこういう話を聞きたいな、と思ったりもしましたが、同時にあんまいつもいつもするような話でもないよね、とも。

そんな中で、万感の思いが籠った拍手が送られたのは、メジャーデビューした頃にいたスゴいバンドも次々いなくなってヒトリエも3人になったけど、それでもこの会場がパンパンになるくらいに人が来てくれてくれてありがたいという趣旨のMC。それに続く、バケモンみたいなリーダーが作った曲はヘタしたら100年残るものであるし、そんなバケモンが選んだ3人だからこそ、こうやって続けていけていると思います、という内容の言葉には、バンドが続いていくことの難しさを感じるとともに、きっとこれからも続いていくんだろうと思わせてくれるようなものでした。

演奏面に関しては、やはりハードな曲が連発するセトリは相当キツい(というか、むしろこうしてやれているというのがヤバい、とくにシノダさん)のか、曲間で一息入れてから次の曲へ入っている、というようにも見えましたが、とはいえ、ひと度演奏をはじめると尋常じゃないカッコ良さ。とくにライブで聴くのは久しぶりとなった『るらるら』のキレは凄まじくてかなり熱くなりました。

そして、この日もっとも素晴らしかったのが本編ラスト『ステレオジュブナイル』。この日のライブのコンセプトに対しての曲順もあって「現在のヒトリエ」を示したようにも思えたこの曲は、ライブで聴くたびに新しいヒトリエのテーマソングだなと感じられています。「ヒトリエより愛をこめて!」という前口上も含めて。

落選者が続出したことで全国ツアーとして改めて開催することも計画している、ということも発表。2023年のヒトリエも目が離せないと改めて思うようなそんな夜でした。

 

 

セットリスト
01. SisterJudy
02. モンタージュガール
03. シャッタードール
-MC-
04. アレとコレと、女の子
05. 風、花
06. 日常と地球の額縁
07. るらるら
-MC-
08. カラノワレモノ
09. SLEEPWALK
10. 3分29秒
11. ゲノゲノゲ
12. アンノウン・マザーグース
13. サブリミナル・ワンステップ
14. 泡色の街
-MC-
15. プリズムキューブ
16. アンハッピーリフレイン
17. ステレオジュブナイル
en01. curved edge
en02. ローリンガール

 

 

 

2022/12/11 NUMBER GIRL 無常の日 @ぴあアリーナMM

2019年に復活を果たし、精力的な活動を続けてきたNUMBER GIRLでしたが、2022年夏のRISING SUN ROCK FESTIVALに出演した際、再びの解散を発表。そのラストステージがぴあアリーナMMでのライブとなりました。事前に解散ライブを行うと告知して、それがこれだけ大きいステージで、チケットが取れなかった人は配信で観られるようにもして...というところには、良い意味で一度目の解散の時とはまったく違う様子だということを感じるところも。

個人的にはナンバガは2019年末のCDJぶり。その後もコロナ禍に入る直前のツアーのチケットを入手できていて観に行く予定もあったのですが、タイミングが合わなくなって行けないうち、ご時世もあってそれっきりに。そういうわけで、今回が正真正銘のラストチャンスとなったのですが、幸運にもチケットを入手することができたため前週ぶりの関東へ。

到着自体をそれほど早い時間にできなかったため、会場に着いたのは開場30分前ということでグッズも買えず終い(CD欲しかった)でしたが、とりあえず場内へ。新しい会場ということで内装がとても綺麗。売店なんかもあって、この日限りのドリンクの販売もありました。

この日の座席は上手側ステージ寄りのスタンドということでなかなかよく見えるというような位置。なんだか緊張しているうちにライブが開演。メンバーが登場すると、この日は声出し可ということもあってメンバーに思いを伝えようとする声も。

そして、実際のライブはというと、アリーナにも負けない強力な演奏も圧倒的なものですし、何とも気の抜けるようなMCや過去を振り返るような幕間でのVTR、そして何より『透明少女』を4度も披露するという肩肘張らない雰囲気に「現在のナンバガ」が感じられてなんとも良かったです。

帰りのバスに乗れないと、翌日の出社に支障がでるということもあって、一度目のアンコールを待たずしての無念の退場となってしまったのですが、最後にもう一度ナマで観られて本当に嬉しかったです。というか、また稼ぎたくなったらいつでも復活してくれていい、と思っています。

 

 

セットリスト
01. 大あたりの季節
02. 透明少女
03. OMOIDE IN MY HEAD
04. ZEGEN vs UNDERCOVER
05. 鉄風 鋭くなって
06. EIGHT BEATER
07. DESTRUCTION BABY
08. NUM-AMI-DABUTZ
09. CIBICCOさん
10. 桜のダンス
11. 水色革命
12. TRAMPOLINE GIRL
13. YOUNG GIRL SEVENTEEN SEXUALLY KNOWING
14. delayed brain
15. MANGA SICK
16. U-REI
17. 透明少女
-幕間-
18. BRUTAL NUMBER GIRL
19. 裸足の季節
20. 喂?
21. 排水管
22. 転校生
23. 日常に生きる少女
24. 透明少女
25. TATTOOあり
26. タッチ
27. I don't know
en01. はいから狂い
en02. IGGY POP FAN CLUB
en03. トランポリンガール
wen. 透明少女