2023/12/15 ヒトリエ HITORI-ESCAPE TOUR 2023 @高松DiME

今年3回目となるヒトリエのライブに参加してきました。

 

 

今回は、4人体制時代からお馴染みとなっている「HITORI-ESCAPE」を冠したライブということで、過去のそれらと同様に、バンドの歴史を紐解いていくようなセトリになることが予想されるものです。2023年はこのツアーの初日に併せて音源が世に放たれた『ジャガーノート』以外のリリースはなかったので、どういったセトリになるんだろうと、ワクワク8:ドキドキ2といった気持ちで会場へ。待機列に並びながら思っていたのですが、日も暮れている時間なのにそれほど寒すぎない!もうずっとこれくらいならいいのにね...。『nexUs tour 2018』名古屋公演の振替のときは、12月らしく凍り付くかと思うほど寒かったことを思い出します。

移転後DiMEお馴染みの長~~~~い階段を昇り入場してドリンクを交換したところで、まず気付くのは下手側の壁に巨大な『ジャガーノート』のジャケットイラストのフォトスポットがあること。まじで思ったよりずっとデカかったです。シノダさんのデカい絵がフロアにあるとなにかこうスゴい迫力を感じますね...。そんな場内のBGMはdip(あんまり良かったのでShazamした)。いい雰囲気です。そうこうしているうちに暗転、個人的には4月の広島ぶりとなるヒトリエのライブがいよいよ幕を開けます。

※この後、MCの書きおこしがあります。内容自体は恐らく大丈夫だと思うのですが、言い回しとか言ったタイミングが違うということは大いにあり得ますので、この点を留意いただけますとこれ幸い...。

 

ダンサブルでめちゃくちゃカッコイイSEが流れる中、メンバーが登場。もうこの時点で否応にもテンションが上がります。

メンバーが楽器を構え、はじまったのはバンドが三位一体となって長調のコードを掻き鳴らしながらシノダさんが叫ぶようなメロディーで歌うという導入。そのコードの音がまさに示していたとおり、この日のライブの幕開けを飾るのは『劇場街』です。「泣き踊る世界へと今日も行きたいの 咲き踊る世界へと今日も行きたいの」という歌詞がまさに1曲目にピッタリであるという風に思います。そして、演奏が終わるとともに間髪入れず四つ打ちのビートが。セトリがいつもとは一味違うという話を小耳に挟んでいたので、その先入観ゆえに「『ワールズエンド・ダンスホール』だ!」(今思うとテンポ全然ちがうし、そもそも3人になってから一度もやっていないし)と思ったりしたのですが、勿論違っていて、ここで披露されたのは最近では前半に演奏されることも多くなった『トーキーダンス』。イントロに入る直前の「トーキーダンスで踊ってもらえますか?」(間違ってる可能性大。「踊りませんか?」じゃなかったことはたしか)という言葉がテンションを上げます。この曲、ラスサビの「踊っていいよ」の合唱のくだりがめちゃめちゃ好きなんですよね...。ひとしきり盛り上がったところで、MCへ。

近頃、ライブにおいてインターネット出身のバンドであるということを前面に押し出しているという様子は色んな方面から漏れ聞こえてくるレポを見ていてなんとなく知ってはいたのですが、それをまさに表すようにシノダさんが言ったのは「高松DiMEにお集まりの皆さん!インターネットからやってまいりました!ヒトリエです!」という言葉。個性的で、かつまさにヒトリエでしかないという文言で、これなんかめっちゃグッときました。こういう、そのバンドにしかないものがあるというのは素晴らしいことです。そして、その後、「踊り狂った皆さんは、ひとつの球体になっていることでしょう。...そういう感じです」という、わかるような、わからないような、ことを言い残して次の曲へ...。

このセクションではじめに演奏されたのはシノダさん自身もインスタの質問で気に入っていると言っていた『undo』。前ツアーに引き続きのセトリ入りになりましたが、マジで毎回やってくれてもいいくらいに好きです。儚げなメロディーと軽やかなビートがナマだと一層すごい。そうして、メロウな楽曲ゆえの儚げな空気が会場に満ちたなか、演奏がはじまったのは四つ打ちビートに乗る高速のカッティングソロ。続くのは『イヴステッパー』です。元来、ライブにおいてはギター1本で演奏されていたということもあって、こうして3人体制になってからも音圧が変わらない楽曲のうちのひとつですね。あの頃から変わらず、ギターリフのリズムに合わせて手を上げるのも楽しいです。そして、アルペジオ交じりのマイナーコードを導入にはじまって、フロアを一気に沸騰させる『るらるら』へ。ここ最近はライブに参加するたびに聴けている曲ですが、どんどんと切れ味が増していっているように感じます。とくに、ラスサビ前半で加速したあと、終盤の「るらら、るら るららるら」のところでさらに加速するところが凄まじくて、この日の『るらるら』はそのあたりのBPMが(自分が聴いてきた中では)体感で過去最速にも感じましたが、実際のところどうなんでしょう...。

この後のMCでシノダさんも触れていたとおり、会場にもやがかかるくらいの熱気に包まれた場内ですが、ここでそれを落ち着かせるような物悲しさも感じさせるギターのフレーズが。この日最初となるバラードナンバー『うつつ』です。コロナ禍にはまったくライブに行けなかったため、この曲に関してはこれが初めてナマで聴く機会に。「うつつ」な内心を吐露する歌詞とそういった空気をまさに醸すメロディー、そしてそれに引き込んでいくような、そういったムードがある曲ですが、そんなぐちゃぐちゃの感情を表すように、うねるベースラインが奏でられていたのが非常に印象的でした。こういった雰囲気の楽曲だと、歌を際立たせるために演奏はシンプルになりがちなのですが、そこで敢えてぶつけていくというアイデアとそれを破綻しないバランスで実現できる手腕を改めて実感したり...。ヒトリエは本当にスゴいバンドです。

ここで2度目のMCタイム。「11月18日に我々『ジャガーノート』という新曲をリリースしまして、これがカッコイイと各所で評判なので...。次は『ジャガーノート』ではない方の新曲をやります」ということで、(そのフェイントはなに!)と思いつつ、まさかのさらなる新曲という嬉しすぎるサプライズ!3人で向き合った状態で鳴らされる、ルートを刻むベースラインとシンプルながらずっしりとした重みを感じるビートの組み合わせによる、ギターレスのイントロがヒトリエとしては新機軸でカッコイイ...と思っていると、どうもシノダさんのギターがミュートになっていただけのようで、仕切り直し。曲フリのMCからやり直した上で、改めてギターも入った状態でのイントロが鳴らされたのですが、ギターも細工なしにコードを鳴らすようなものでやはりその新機軸を感じるという印象は変わらず。ミッドテンポのビートはまさにロックという豪快さすらも感じられるものであるのと同時に、憂いを含んだメロディーがわかりやすく取っつきやすいところから、シノダさんっぽくもあるし、逆に、っぽくないかんじもあるしと思ったりしたのですが、実際どうなんでしょうか(もうすでにどこかで明かされてたら恥ずかしいですね)。とにもかくにも、早く音源になってほしいと思うくらいに良い曲でした。アウトロで堰を切ったようにうねりまくるベースラインもめちゃくちゃカッコよかったです。

そんな新曲の演奏を終えたところで、シノダさんから「12月も折り返しましたかね?」という問いかけが。この日は12月15日であったため、観客一同、反応に窮した様子にシノダさんも「微妙なタイミングだったか...笑」というリアクションでしたが、あらためて「そんなタイミングですけど、11月の曲をやります。」と言い、はじまったのは、大名曲『November』。枯れていく秋~冬の情景を想起させるファズがかったギターリフがこの季節にぴったりな楽曲で、イントロからして感傷的な気持ちを掻き立てられるのですが...。もう、それよりもなによりも、この曲は他でもないリーダーが自身の誕生月に準えて制作したということで、ヒトリエのファンであれば誰しも特別な想いを持っているような、そんな楽曲です。個人的にも、ナマで聴くのは2019年の『HOWLS』のリリースツアー、移転前の高松DIMEでの公演ぶり。そんな楽曲が久しぶりにセトリ入りしている(調べてみたら2020年のFCライブぶりらしいです)という時点で、感情を揺さぶられないわけがないのですが、この演奏自体もスゴくて。まず、当時涙が出るほどに感動したCメロ。もうあの時と似た感覚で、胸にこみあげてくるものがあり、やはりそこのセクション自体が、強い感情を伴ったメロディーと演奏であるということを改めて実感しました。そして、サビのビート。こんなに激しかったっけ!?と思うくらいの躍動感を持っていた(ナマで聴いたのも随分昔のことなので当時からこういうかんじだったのを忘れているだけという説もおおいにある)のですが、もうそれが抑えきれないような感情を表しているように感じられて、『November』の新しい魅力を感じられました。また、1サビ終わりの間奏で、3人が向かい合って演奏するのも良かったですね~...。4人体制時代の『アンノウン・マザーグース』を思い出しました。

まさに強い感情があふれるような時間でしたが、それは続く『(W)HERE』でさらに増幅されます。イントロで聞こえてくるリーダーのカウントの声からして、もう...。こちらも『November』で感じたのとおなじように、サビで爆裂するような激しいビートが印象的でした。この2曲の流れはまさにこの日のハイライトのひとつでしたね。これからも大切に演奏し続けてほしい、と思えるほどに。

そして、ここでそんな空気を和ませるようなMC。シノダさんが「メロウで、感動的で、壮大な流れですが、いかがですか?もっと、滾りたいとか...ないですか...?あたいのハートに火を点けておくれよ!的な...。」と投げかけるのですが、自分で「初めて言ったわ...笑」と言ってしまうのが、なんとも笑いを誘います。そういう、爆裂したいニーズに応えるバンド・ヒトリエとして、ぴったりの新曲があるとして、名前を挙げるのは勿論『ジャガーノート』...なのですが、「でも、次にやるのは『ジャガーノート』なのか?じゃないのか?...」という焦らし。勿論、「『ジャガーノート』だよ!!」ということで、あの爆裂イントロへ。もう、とにかく、カッコイイに尽きますね。あんまりにもカッコよくて無我夢中になりすぎていたので、正直記憶がない...。ただ、何度も披露される中で年月を重ねながらもっともっと良くなっていくんだろうな、という予感を覚えたことだけは記憶しています。

明確に畳み掛けるアッパーなセクションに突入したということで、続くのは夏開催されたFCライブでも披露されていた(らしい)『Idol Junkfeed』!他でもないシノダさん自身がオケをつくったんだから、3人体制のヒトリエで違和感があるはずがないと思っていたので、なかなかライブで披露されないままできたことをすこし残念に思っていたのですが、2023年になってようやく聴けました。やっぱり思った通りのしっくりくる感じ!アウトロの最後の1音のキメにむけて、シノダさんが高速でカウントするのが印象的でした。

そして、そんなアッパーな空気をさらに過熱させるように、『3分29秒』を想起させるコードを掻き鳴らすギターソロ。つづくのは『3分29秒』ということで、ここで、恒例の前口上が入るのですが、これが前回のツアー等々から言ってもずっと長いやつで、暴走族ブラッドシュガーを率いる男目線(若しくは相対していたのがブラッドシュガー?ちょっとここ記憶が怪しいね)のストーリー仕立て。ちょっと向井秀徳入っているような口調で語られたその物語の結末は、とどのつまり「3分29秒」で全滅させられた、というもの。聞くところによるとここのくだりはライブによって違うらしい、とのこと。他の公演のも気になります。それはともかくとして、この曲は3人体制になってから生まれた楽曲の中では、リリース以降ほぼ欠かすことなく演奏されている珍しい楽曲だと思いますが、それも納得だと思えるほどに、ライブで聴くたびまた次にナマで聴くのが楽しみになってきています。それに、今回は『ジャガーノート』、『Idol Junkfeed』からの『3分29秒』というシノダ曲が連続する流れで披露されたのがガッチリとハマっている感じがして良かったですね。

いよいよ、この日のライブも本編終盤にさしかかりました。ここでシノダさんは10周年イヤーが忙しくなるであろうという予感を明かした上で、高松とはこれまでのように汗だるまになる関係を続けながらも、より「ドメスティックな関係」(自分でも「ドメスティックってなんだ?」と突っ込んでいた」)になっていきたいと語った上で、「これからも力を貸してほしい!」と、観客の声を求めます。より大きい声を何度か求めたあとで、はじまったのは勿論『アンノウン・マザーグース』。弾き語りのようなかたちでシノダさんがひと通りサビを歌い、つづいて観客が一丸となって歌います。3月の声出し解禁ライブ以降、ヒトリエのライブにおけるピークはこの曲が演奏されている瞬間であると、より強くそう思うようになりました。一度声を出せなかった期間があっただけにそのかけがえのなさを改めて実感するというのが近いでしょうか。この曲を会場にいる全員でありったけの声を出して歌う光景は、wowakaさんがもう舞台上にいないということ以外は、あの頃と変わらぬ熱量で構成されていると思います。

そんなこのライブ2つ目のハイライトを終えたところで、ノイジーなギターサウンドを前置きに、クライマックスに向けて鳴らされたのはメジャーデビュー曲『センスレス・ワンダー』。このあたりで耳がおかしくなりはじめて音を殆ど聴き取れなくっていましたが、聴こえなくったって体は勝手に動くという状態で、この曲の爆発力を改めて感じました。割と、ひさしぶりに聴いたような気がしますが、正直毎回やってほしいくらい好きです...。最高すぎる。

それにしても、時の流れはあっという間。次の曲がラストであることが告げられました。さて、ラストは何だろう。そうは思いながらも、先述のとおり耳が終わっているため、性急なストロークではじまるイントロはもはや何の曲なのかもわからない状態。一体、この曲は?と思っていると、「無我夢中の毎日をやってる」という歌い出しで、それが『ウィンドミル』だとやっと気づけました。(2019年のツアーぶりに聴くな、本編ラストにはこの上ないほどにぴったりの曲だよな)というようなことを思いながら聴いていたのですが、サビに入ったあたりで突如無性にこみあげてくるものが。じぶんでも理由がまったくわからないまま、ひとりでに涙が止まらなくなるという状態に。ライブで涙が出るときって、あとから振り返って自分で理屈づけできるものばかりなのですが、この時はまったくわからず。初めての経験です。

強いて、心あたりを挙げるとすれば、耳が限界を迎え、音圧が上がるところではボーカルが聴こえないゆえに、脳内では自動的にwowakaさんの歌声で補完されていたということでしょうか。それにしたって、そんなになるかな、いやなるよ、なるに決まってるよなぁ...。とはいえ、そういう心当たりがあるとは言いつつも、恐らくはもっとシンプルな話で、結局心の奥底では自分が自覚しているよりも、きっとずっと重い感情をこの曲に持っていたということだったんだと思います。そういうことなんだと思います。本当に、本当に良い曲ですから。

ところで、この日の『ウィンドミル』は一箇所だけ明確なアレンジが。それは「必ず終わっていくこの命でさえも このまま越えてゆけ」のあとの少しずつテンポを落としていくエンディングを原曲より長めの尺で演奏するというもの。これがもう......。なんかもう文字にも、言葉にもできない。

良いパフォーマンスを観たあとは余韻が残るとはよく言いますが、もうなにだかもわからないような感情で心がグチャグチャになり、余韻を通り越して、本編が終わってメンバーが捌けたあともなんだかぼんやりとしてしまっていました。とにかく、こうしてまたライブで聴けてよかったのは確かで間違いないことです。この日は、そう思うような曲がいくつかありましたが、その中でも最たるものはこの『ウィンドミル』であったと思います。

アンコール待ちの手拍子が「もう一回」のコールに変わったあたりで、ほどなくしてシノダさんが1人舞台に戻ってきました。ステージ中央にきたあたりで、「ア゛--------!!!!!!!!!!!!!!!!!」という叫び声をあげながら、拳を突き出すくだりが非常にユニークです。ここからはヒトリエのアンコール後はお馴染みの物販に関するMC。全部書くのは大変なので印象的だった部分だけかいつまんで箇条書きで書きます。

・シノダ「(タオルを買っていないために)これを掲げることができていない人はこの意味をよく脳にインプットしてください」 ファン「先生(みたいだ)...!」 シ「先生、こういう事言うか?笑」

・ゆーまおさんの写真がプリントされたTシャツ(本人は、デザイン自体は良いと思うんだけど、自分の写真だから、なんとも...という反応)を着ているイガラシさん。お立ち台に立って、モデルさんの撮影のごとく次々にポーズ。この間、ゆーまおさんはうしろで黄色い声援。

・これだけ寒暖差の恐ろしさについて説いたにもかかわらず、パーカー(たしか)を買わなかった結果、風邪をひいても知りませんからね!というくだり。

概ね、物販も紹介し終えると、シノダさんから個人的なお知らせ。なんと、シノ鉄(47都道府県弾き語りツアー)の四国公演の日程が決定!2月~3月にかけて四国4県の会場ををまわるのですが、なかでも徳島の会場である「阿波おどり&ミュージック カフェバー コティ」がだいぶ気になっていた様子で、その陽気そうな店名に、曰く「シノ鉄、暗い曲ばっかやるんだけど...笑」とこぼす様子も。また、高知県から来たであろう若い男の子たちが、ri:verというライブハウスでの公演が発表された瞬間嬉しそうにしているのを見て、「今、ri:verに反応したね」と触れるというほほえましい場面もありました。

ひとしきり告知ごとなども終わり、「...やりましょうか。」とのことで、いよいよアンコールへ。まだ踊れますか?と問いかけた上で、鳴り響くのは4人体制時代からの定番曲『カラノワレモノ』のあのイントロ。最近はもうジャンプもそこそこにして、体力温存という選択肢に逃げがちなのですが、もうアンコールだしということで久しぶりに全力で跳ねてみたら、息切れするほど疲れてしまって、自分の体力のなさに笑いました。余談ですが、この曲の最中に、いつもとはちょっと違うところに目をやってみようと急に思い立って、イガラシさんをまじまじと見ていたのですが、ベースが休みになるところの動き、ちょっとゾッとするくらいにカッコよかったですね...。強いて言うならば、ちょっと治安悪げな雰囲気を纏っている、という感じでしょうか...。

そして、ついにこの日、ラストの曲。長調のコード進行とパンキッシュなリズムのギターソロがラストが何の曲であるのかを予感させた上で、「インターネットからやってまいりました!ヒトリエでした!ヒトリエより愛をこめて!『ステレオジュブナイル』」!という言葉とともに、現在のヒトリエを象徴する名曲『ステレオジュブナイル』へ。バンドが続くかどうか、というほどの危機を経て、今も舞台に立ち「最終回にしたくない」とこの曲を奏で歌う3人の姿は、何回観たってグッときてしまうものです。

ラストのキメを終えたあとで、メンバーが捌けて2時間のライブが終演。

 

チケットが当選していたのが5月だったので、半年以上開催を待ったライブでしたが、ま~~~もうそりゃ良くないはずはないです。大好きなヒトリエのライブですからね。なんというか、彼らのライブは観るたびに良くなってきていると強く思うのですが、これは実際にライブ自体が良くなっているのか、はたまた自分が現在のヒトリエを好きすぎてライブを観るたびに入り込みの度合いが上がっているからなのか...。間違いなく両方でしょうね...。

セトリとしては、やはり『HOWLS』から初のツアーセトリ入りとなった3曲がとくに印象的でした。あらためてwowakaさんの曲が圧倒的で、それでいて、今も、これからも、色あせないままに在り続けるということを感じることができる機会であったと思います。ようやく、wowakaさんが不在なままで曲だけが鳴らされ続けるということへの気持ちの整理が少しずつできるようになってきました。

 

来年、ヒトリエはいよいよメジャーデビュー10周年という大きな節目を迎えます。1月のワンマン2デイズに引き続き、1年を通して様々なトピックがあることでしょう。もしかしたら、アルバムなんかもリリースされたり?もういまからワクワクしているところです。すばらしい1年になりますように。

 

 

セットリスト
01. 劇場街
02. トーキーダンス
MC
03. undo
04. イブステッパー
05. るらるら
06. うつつ
MC
07. 新曲
MC
08. November
09. (W)HERE
MC
10. ジャガーノート
11. Idol Junkfeed
12. 3分29秒
MC
13. アンノウン・マザーグース
14. センスレス・ワンダー
15. ウィンドミル
en01. カラノワレモノ
en02. ステレオジュブナイル

 

 

 

前に観た時の感想

 

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