ここ1週間で印象に残った5曲 (2023年9月第3週版)

今年は暖冬なんですって。ろくなアウターを持っていないので助かります。とはいえ、油断していたら、死ぬほど寒い日があったりして困るのは目に見えていますからね...。今年こそちゃんとしたアウターを準備しておかなければならないと思っています。

 

 

 

111. 空色デイズ / 中川翔子

 

天元突破グレンラガン』を中学生ぶりに完走しました(正確には観終わったのは昨夜なので、本来火曜更新のこの記事的には来週取り上げるべきなのですが、あんまりにも最高だったので...)。

久しぶりに観たって、熱さ全開でした。放送から15年ほどが経ったとは思えないほどに作画も丁寧だし、もう最高のアニメとしか言いようがなかった(我ながら浅い表現...)です。勿論そういった部分だけではなく、とにかく突き進むしかなかったしそれで道が拓けた少年期と、立場を持ちそれだけでは立ち行かなくなった青年期の対比から生まれるストーリーの起伏が、大人になった自分にはとにかく刺さりまくり...。しかもシモンをはじめとするキャラたちが超魅力的。とくにカミナはカッコよすぎるだろう。ヴィラルもいいキャラしすぎている。大グレン団の連中も...。だからこそ、仲間との別れのシーンが泣けて泣けてなぁ...。

そういうわけで、当時聴きすぎて飽きが来ていたくらいのOPテーマ『空色デイズ』を久しぶりに何度も何度も聴いているのですが、改めて素晴らしい楽曲だと思ったのと同時に、ダイレクトなワードはないながらも作品の根幹について書かれたような歌詞が良すぎるということに今更気づきました(遅)。日向めぐみさんはスゴい作詞家です。

 

 

112. happily ever after / 中川翔子

 

天元突破グレンラガン』の挿入歌。

作中のここぞ!というところで流れるのでとにかく印象に残ります。『空色デイズ』同様、こちらも歌詞が良い。個人的には「100年経っても癒えない傷と云えない言葉 それだけを道標にして 僕らは今もここで生きている」というフレーズが大好き。日向めぐみさんはスゴい作詞家です(2回目)。

 

 

113. みんなのピース / アフロマニア

 

天元突破グレンラガン』の後半のEDテーマ。

バンド名はじつに奇抜ですが、楽曲としては2000年代のロックバンドらしいストレートさを持ったミクスチャーサウンドで、ポップなメロディーと重めの音が共存したもの。ライブ会場で合唱が巻き起こっている様子が想像できるような後半のパートが印象的です。

この曲が流れ始めるのがシモンが大人になってからということもあり、最初は本編との温度差がエラいことになっていたのですが、最終回に近づき熱さがピークへ向かっていくにつれてしっくり来るように。大グレン団のノリというか、ムードというか、そういうものにOP、ED、挿入歌の中で一番近いのはこの曲かなとも思います。

 

 

114. ROLL / ポルノグラフィティ

 

25周年を祝して、過去のライブ映像を公式がアップしてくれていたので、ひと通り目を通しているうちにポルノ熱が再燃。

なかでも、このライブ映像がめちゃくちゃ良くて何度も繰り返して観ています。落ちサビの感情が籠りまくった歌唱がこの曲の良さを引き立てまくっている名演。

 

 

115. ジョバイロ / ポルノグラフィティ

 

今回、ライブ映像がアップされたわけではないのですが、個人的にポルノといえば、と言うような1曲。

小学生の時、近所の古本屋で300円とかで購入したのですが、多分それが人生で2枚目に買ったポルノのCDだった(1枚目は『ミュージック・アワー』)と思います。そういうわけでとりわけ思い入れがあるというのはありますが、曲自体もポルノ王道のラテンテイストでありながらアダルトなムードを感じさせる仕上がりで、かなりインパクトあると思うんですよね。

当時、2番のサビの歌詞が哲学的(ハルイチの歌詞は唯一無二です)で好きだったのですが、改めて聴いても未だに全然好き。メロディーへの嵌め方が気持ち良すぎだと思います。