ここ1週間で印象に残った5曲 (2023年11月第4週版)

街を歩けばネコに出くわす、そんなことを幸せと呼ぶのかもしれません。

Spotifyの埋め込みがなぜか死んでるので、今週のリンクは全部YouTubeに...。

 

 

161. 夜中のキスミ / ずっと真夜中でいいのに。

 

去年リリースされたミニアルバムの収録曲。

リリースされた時、なんかスルーしていたために正直このミニアルバムはカバーできていなかったことで「知らない曲」という状態だったのですが、今回ライブで披露されて、聴いて、スゴく好きになりました。歌謡曲の名曲『プレイバック Part2』、『スローモーション』、『あなたに会えてよかった』につづけてBGMとして流れたあとで演奏されるという演出も印象深かったです。知らない曲だけどめちゃめちゃ良い曲だな~と思ってたら、いざふたを開けてみたらずとまよのレパートリーという。その流れで遜色なく感じたのは、この曲に歌謡曲的なエッセンスが含まれているから、というところもあるのでしょうか。

時間が無限にあった頃のような、ライブに行くことに決まったからそれに先駆けてリリースされている曲を可能なかぎり把握しておく、みたいなムーブってもうなかなかできなくもなってきていますが、ある意味できなくなってきたがゆえに出会いがもっと鮮烈になるってこともあるのかも、なんて思ったりする最近です。

 

162. 馴れ合いサーブ / ずっと真夜中でいいのに。

 

今年リリースされたアルバム『沈香学』の収録曲。

上に続いて、こちらもライブで聴いたから、ということで取り上げているのですが、これナマだとスゴかったですね~...。こういったロックテイストが強い楽曲はライブにおいて強いというのは相場が決まっています。

 

 

163. Invisible Sensation / UNISON SQUARE GARDEN

 

2017年にリリースされたシングル。

活動をほぼ追っていなかった時期にリリースされたのですが、たまたま耳に入ったときそのあまりの良さにTSUTAYAに走った記憶があります。『シュガーソングとビターステップ』も似たような経緯なので、結局わたしは根っからユニゾンのセンスにドップリということなのでしょう...。

月曜日に観に行ったライブでは本編ラストに演奏されたんですが、そのポジションを引き受けられるだけのこの曲の強さを改めて実感しました。メロディーもそうなんですが、歌詞。こういったことばをまっすぐ歌えるということが、現在のユニゾンがこれだけ多くの人に愛されるバンドになった理由のひとつであると思っています。

 

 

164. mix juiceのいうとおり / UNISON SQUARE GARDEN

 

2016年リリースのアルバム『Dr. Izzy』のリード曲。

2015-2018年上半期までのユニゾンの活動はリアルタイムで殆ど追っていなかったので、こちらは後追いです。ピアノをフィーチャーした軽やかなバンドサウンドが華やかで、多幸感たっぷり。当時、音源も耳に入っていたし、フェスでナマで聴くこともあったのに、なんでハマらなかったのかわからないくらいの良い曲です。ライブで聴くとなお最高(こないだやった)。

単純に意固地になってたのと、あの頃は暗黒すぎて自発的に音楽を聴きはじめた2005年以降の人生で唯一、まったく音楽にふれてなかった時期だったというのが関係あるような気がしています。

 

 

165. きみのもとへ / UNISON SQUARE GARDEN

 

3rdアルバム『Populus Populus』収録曲。

まさか、今になって目の前で演奏してるのを聴けるなんてねぇ...。こういう感じの四つ打ちビートを認識した最初の曲だと思います。あらためてスッゲーーー良い曲ですよね。好きすぎてバンドでコピーしようみたいな話もあったけど、スコアないし耳コピできんしで立ち消えになったりもしたなァ...。

余談ですが、『Populus Populus』の収録曲のなかでナマで聴いたことないのは、これで『プロトラクト・カウントダウン』と『僕らのその先』だけになりました。どちらもリリースから時間が経ってからの全国ツアーで演奏したことはあるのですが、肝心のそれを逃しているためもう当分聴けないような気もしています...。気長に...。