ここ1週間で印象に残った5曲 (2024年1月第2週版)

新年の目標は、信用できる人以外に自分のことを喋り過ぎない、ちゃんと病院へ行く、です。去年は「やりたいこと100」とか言って、たくさん目標立てすぎました。

 

 

191. ダンスホール / Mrs. GREEN APPLE

 

2022年リリースの楽曲。

リリース当初もそこそこ聴いていたのですが、紅白で披露したのをきっかけにその時以上にハマっている感じがあります。

新しいんだけど、それと同時にちょっと懐かしいポップさが感じられて好きです。

 

 

192. それでも僕らの呼吸は止まない / キタニタツヤ

 

アイドルグループPayrin'sに提供した楽曲のセルフカバー版。

レディクレきっかけで、ひととおりすべてキタニさんの曲を聴いていくなかで気に入った1曲。キタニさんのレパートリーのなかにはありそうでない雰囲気の、ヒロイックな曲調がカッコイイです。

それにしても、この曲が収録された『I DO (NOT) LOVE YOU.』は2020年頃に買っていてちゃんと聴いているはずなのに、この曲のことをまったく覚えてないのが不思議...。当時の自分からしたら、絶対好みなはずなだけに余計...。

 

 

193. アパルトの中の恋人達 / ハヌマーン

 

解散に伴いリリースされたミニアルバム『REGRESSIVE ROCK』収録曲。

自分の世代のバンド好きには、多感な時期にハヌマーン、もとい山田亮一の魔力にやられてしまったことで、その後の趣味嗜好に大きな影響を及ぼされることとなった人が、多少なりともいると思うのですが、私もその中のひとりです。

2011年頃、YouTubeに薦められた『猿の学生』を聴いて大変衝撃を受けて、その後レンタルで手に取った『World's System Kitchen』、『RE DISTORTION』を通学時聴きまくっていたということもあって、その2作は暗い青春時代を彩ってくれたサウンドトラックであったりするのですが、『REGRESSIVE ROCK』に関しては、当時まだ完売していなかったにもかかわらず金欠すぎて結局購入が叶わないままに忙しい日々を送っているうちいつのまにやら完売。吊り上がっていく市場価格とともに、それはもう長年の心残りとなっていたのですが、なんと予想もしていなかったサブスク解禁とともに気軽に聴けるように。これは本当に有難いことです。

前置きが長くなりました。『アパルトの中の恋人達』。yonigeが割と確信犯的にオマージュした楽曲をリリースしたときに話題になったりもしていましたね。

当時のハヌマーンで言うと、新境地に突入したというかんじもあるシンプルながらスケールの大きいメロディーと、アパートに住まう男女のそれぞれの視点を才気迸る筆致で描いた詞と...。6分強とすこし長めなのですが、それを感じさせないくらいに極まっている楽曲だと思います。

長きの時を経て、ハヌマーンは再評価の兆しが見えてきていますが、その様子を見ていると、圧倒的に普遍性が高い楽曲を生み出していたんだということを改めて感じる次第です。新バンドでもハヌマーンの曲を演奏するようで、一度は過去になった楽曲が再び現在進行形に戻るというのは、結果的に当時とは音が変わることになれども、御本人が前向きであるならばそれは素晴らしいことであると思います。いや、本当に楽しみですね(それと同時に、山田さんの精神の不調を鑑みていると、メンバー募集がSNSでの公募というのが若干不安であったりもしますが...うまくいきますように)。

 

 

194. みらいいろ / Plastic Tree

 

TVアニメ『遊☆戯☆王5D's』のEDテーマ。

2020年の秋?くらいから観始めて、5D's全154話ようやく完走しました。飽き性ゆえに何度も中断しながらだったので、ちょっとかなり感慨深いものがあります...。長いこと観てきたため、キャラへの思い入れも深くなってしまって、いざ終わってしまうとなると、そのことへの寂しさまで生まれる始末。熱さあり、涙あり、笑いありのひたすらいいアニメでした...。も~~遊星含めて、みんなあんな立派になってなあ...。

そんな今作は、ハードな世界観が特徴となっているため、それに合わせるように主題歌を担当するミュージシャンはロックバンドが多めで、OP、EDのどちらかは常にバンドの楽曲という様相です。そして、そういった例に従うように、最終クールのEDに起用されたのがロックバンドであるPlastic Tree。らしさ全開のオルタナティブサウンドが炸裂しています。

Plastic Treeは『リプレイ』きっかけに知ってから好きなバンド(とはいえ、詳しいとはっきり言えるほどではないです...)なのですが、とはいえ、そのクールなサウンドと佇まい、そして個性的な声に、ホビーアニメとの相性は?と思うところも当時ありました。それは曲だけ知っていてアニメ本編を観ていないばかりに、余計に。

いやいや、こうして本編と併せて聴くと杞憂であることがわかりましたね...。最終話で流れた瞬間は鳥肌...。歌詞がまたいいんですよね。バンドで歌うテーマとして違和感ない程度に、しっかりアニメに寄り添っている。これをきっかけに数段思い入れが深い曲になりました。

 

 

195. more than words / 羊文学

 

TVアニメ『呪術廻戦』(渋谷事変)のEDテーマ。

アニメで聴いていて好きな曲調だとは思いつつも自発的に聴くには至らず。これまで聴いていなかったのですが、月曜の昼間ごろごろしながらなんとなく羊文学の去年でたアルバム流してみたところブッ刺さり、めちゃめちゃハマっています(アルバム自体も聴くほどに味が出る、長く聴いていけそうな音で良かった...)。

自らの音楽性としっかり地続きでありながも、洗練されまくっているアレンジが本当にカッコイイ。名曲です。