ここ1週間で印象に残った5曲 (2024年3月第2週版)

シャキッと仕事するぞと心に決めて病み上がりの体に市販の風邪薬を投与したら、体にあっていなかったらしく、全身に湿疹が広がって痒いのなんのって...。

 

 

236. ひとりじゃない / DEEN

 

ドラゴンボールGT』のEDテーマ。

デビュー記念日に合わせて、遂にサブスクでも初期のDEENの楽曲が聴けるようになりました。ありがたいことです。とくに『ひとりじゃない』に関しては、奇しくも、というタイミングでのサブスク解禁という感じもあります。

それこそ、子どものときは『ドラゴンボール』(とくにアニメ)に夢中でして、アニマックスで噛り付くように観ていました。Zも好きだったのですが、個人的にはやっぱりGTが印象に残っていて、それがなぜかというと曲がもう抜群に良かったからですね。子どものくせに、いっちょまえにコテコテのアニソンに気恥ずかしさを感じたりしていた時期に聴いた、『DAN DAN 心魅かれてく』、『ひとりじゃない』、『錆び付いたマシンガンで今を撃ち抜こう』はもう衝撃でしかなかったです。

つまりは、親が車で流していた音楽を除いた、じぶんにとってのJ-POP原体験って『ドラゴンボールGT』なのですが、こういったところも含めて、改めて『ドラゴンボール』がじぶんに与えた影響っていかほどに大きいものかと思うところです。

 

 

237. like a movie star (feat. shinoda) / サティフォ

 

ONIGAWARA竹内電気などでも活躍するサティフォさんの最新シングル。

2024年の『サティフォの日』に合わせてリリースされたシングルなのですが、こちらでは名古屋時代からの盟友・シノダさんを招いたツインボーカル形式での楽曲となっています。

90年代の渋谷系の流れを汲むような軽快なポップサウンドが大変クセになる1曲で、シノダさんが普段は歌わないような甘い歌詞を歌っているのもグッドです。

 

 

238. modify Youth / kurayamisaka

 

5人組ロックバンドkurayamisaka(「くらやみざか」と読ませるらしい)による、2023年リリースシングル。

土日は体調不良で寝込んでいたので、こうなってできることといえば音楽を新規開拓することだ!として色々と聴いていたのですが、そのなかでもオオッと思ったのがこちら。男女のツインボーカルの声色といい、ギターロックサウンドといい、初期のSUPERCARを強く思わせる雰囲気ながらも、現代的な感覚でのアプローチを取り入れていれることで単なる模倣になっていないというバランス感覚がじつに見事です。

個人的にはサビ終わりのメロディアスなギターリフがかなり好きですね...。グッときます。

 

 

239. さよなら人類 (オリジナルヴァージョン) / たま

 

4人組バンド・たまの最大のヒット曲。

改めてベスト盤を通して聴いてたら、たまってやっぱりイイよな~って思ったんですよねえ...。メンバー全員が曲を作れる(しかもそれぞれがたまという集団のなかである程度同じ方向性をむきながらも、しっかりと異なる個性を持っている)し、ボーカルも執れるというのはなかなかないことであると思います。

 

 

240. 抱きしめたい / The Birthday

 

2017年リリースの18thシングル。

チバさんが紡ぐ美しいメロディーの素晴らしさは言うにや及ばず。その上で、この歌詞の優しさ。