初期の私と、とある15曲の記憶。

酒を飲みながらぼやいて喚いて気絶するように寝て起きてやる気なく仕事をして帰ってきてまた飲んで......という生活を2022年以降送っているうちに、自分の内面をツイート以外のなにかしらのかたちで残さなきゃと焦り始め「とりあえずてっとり早いのは文章だ!」と思って開設したこのブログですが、先日ついに記事の数が100を超えることとなりました。

勿論、数が多けりゃエラいとはまったく思わないですし、なにより読み返すと「しょうもねえ...」と思うような内容の記事もあるので、あくまでもキリがいいところまできたよね、というくらいの感じなのですが...。とはいえ、非常に受動的な人間であるがゆえに、ある程度能動的でなければ続けられないブログをこうして継続できているということ自体は、三日坊主にならなくて良かったなァと思う次第です。

そういうわけで、そんなキリの良さもあるということで、今回は私の音楽の原体験について15曲ほどを挙げてエピソードなんかも交えながら時系列順に追憶していこうかと思います。主に音楽について書くようなブログをこれだけ継続することになったきっかけにもなった曲たちでもあるので、このタイミングだからこそという感じもありますね。

 

 

 

01. 救急戦隊ゴーゴーファイブ / 石原慎一

 

遡っていくと、私の音楽の原体験は結局のところこれになるような気がします。所謂、戦隊シリーズの『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のOPテーマです。

小さい頃はとにかく変形して合体するロボットが大好きだったこともあって、アニメとかよりも戦隊ものばかりを観ていました。ちなみに一番最初に観ていたのは『星獣戦隊ギンガマン』だったのですが、それを観始めたのは途中からでしたし、あまりにも小さすぎて記憶がちゃんと残っていません(が、照英に関しては、後年姿を見た時にギンガブルーだということを即座に思い出せた)。

そういうわけで、ギンガマンに続いてはじまったゴーゴーファイブこそがリアルタイムではもっとも熱中していた戦隊だったのですが、今にして思うとOPの曲も映像もとにかく暑苦しい!人命救助という重めのテーマに即した仕上がりです(余談が過ぎますが、そういうテーマがあったからなのか、一緒に観ていた親はドラマパートを結構しっかりと観ていたような記憶があります)。

暑苦しくコテコテのノリの楽曲(JAM Project周辺の楽曲とか『エアーマンが倒せない』とか)が00年代後半のニコニコ動画で流行っていた頃、すんなり入っていけて、なんならのめり込んだのはゴーゴーファイブのおかげだったのかもしれません、今にして思えば。

ここではゴーゴーファイブを取り上げたのですが、あまりに戦隊が好きすぎて、週に一度の放送を待てずTSUTAYAで過去のシリーズのものまでレンタルしまくっていたことを覚えています。『高速戦隊ターボレンジャー』、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』、『五星戦隊ダイレンジャー』、『忍者戦隊カクレンジャー』、『激走戦隊カーレンジャー』あたりはひと通り観たのですが、中でもダイレンジャーはハマりすぎてキメ台詞とかまで暗記していました。それくらいに好きだったため、5歳くらいの時に初めて行ったカラオケでは迷うことなくダイレンジャーのOPを歌いましたね...。親の前とは言え、いざ歌ってみると恥ずかしくなって仕方なかったのでよく覚えています。

 

 

02. 歌舞伎町の女王 / 椎名林檎

 

若手からのリスペクトもたびたび表明され、未だに強い存在感を放つシンガーソングライター・椎名林檎。なかでも初期の名曲『丸ノ内サディスティック』は、令和の多くのヒット曲にも間接的に影響を与えている(俗に「丸サ進行」と呼ばれるコード進行が近年のポップソングのトレンド)というほどの人気を誇っています。そんな彼女のブレイクのきっかけとなった2ndシングル。

一時期、親の車で『無罪モラトリアム』が流れていたのですが、その中でも一際印象に残っていたのがこの曲。とにかく不思議な曲だというのが第一印象です。物語調の歌詞、和風なメロディー、やさぐれた歌声と、なかなかに妖しい雰囲気を纏っているのですが、小さいこどもながらにそこに妙な中毒性を感じていて、今思えば結構好きだったんだろうなとも思います。

高校生くらいになってから後年聴き返した時もやっぱり一番覚えていたのはこの曲でしたね。逆に、先述した通り、現在は世代を超えるほどの人気を持つ『丸ノ内サディスティック』に関してはなんだかうすぼんやり覚えているな...というくらいだったので、子どもの耳らしくインパクトが強い曲ほど、耳をダンボにして聴いていたんだろうなと思ったり。

 

 

03. There will be love there -愛のある場所- / the brilliant green

 

UKロック(なんならOasis)にモロ影響を受けているロックサウンドとVo.川瀬智子のけだるげな歌声の組み合わせが非常に魅力的な3人組・ブリグリ出世作である2ndシングル。

無罪モラトリアム』同様、今曲を収録した『the brilliant green』もずっと車内で流れていたのですが、今作はことさら流れていた期間が長かったように思います。正直、当時好きだったのは『冷たい花』と今曲だけだったということもあり、他の曲はそれほどしっくり来てもおらずそっちが早く聴きたいなとか思っていたような覚えも。

今思うと、後年こういったザラっとしたギターサウンドをすんなり受け入れられたのは、ブリグリを(能動的でないながらも)幼少期にずっと聴いていたからというのもあるような気がしている、ということもあってかなり思い入れがあるグループですし、なかでも、やっぱり1stアルバムは未だにちょいちょい聴き返します。

ちなみに、リリース日でいうとこちらのほうがゴーゴーファイブのOPや『無罪モラトリアム』よりも早いのですが、聴いていた時期で言うとあちらよりも後年だったような気がする(おそらく2000年頃)ので、こういう順番になっています。

 

 

04. Depend on you / 浜崎あゆみ

 

女性ソロシンガーの中でも破格の成功を収め、もはや言わずと知れた存在である浜崎あゆみの5thシングル。

親が今曲を収録した『A BEST』というめちゃくちゃに売れたベスト盤をしっっばらく聴いていたので、この収録曲のすべてはいまだに脳にこびりついていて歌詞とかメロディーもそこそこしっかりと覚えられているほど。とはいえ、暫く聴いていたからとはいえ、それが今でも忘れられないくらいにこびりついたのは、前提として当時のあゆの楽曲が非常にキャッチーで、かつ彼女自身が書き上げた歌詞が卓越していたからこそ。売れるべくして売れた人だと思います。おそるべし。

そして、そんなベスト盤のなかでもとくに好きだったのがこの曲と『TO BE』。その2曲の中でこちらを取り上げたのは、ちょっとノリがアニソンっぽい(し、実際ゲームの主題歌)から。今思えば、中学~高校の頃ハマっていたI've(えっちなゲームの主題歌で名をあげた音楽制作集団)の音楽性をすんなり飲み込めたのは、切ないメロディーとトランスをベースとしたサウンドのマッチ具合に、初期のあゆとのシンパシーを感じたから、というのもあるからだろうと思っています。大名曲。

 

 

05. Burning Desire / MEGA NRG MAN

 

私たちの世代でも『頭文字D』の曲として親しまれているのではないでしょうか。いわゆる、ユーロビートです。

やっぱり親の影響で知った(とくによく聴いていたのはavexから出てた『SUPER EUROBEAT VOL.100』と『SUPER EUROBEAT VOL.110』かな)のですが、速くて四つ打ちでメロディーがハデで...というところは、後年の私の嗜好にも繋がっているような気もしてます。2013~2018年あたりまで流行っていた、所謂踊れる四つ打ちロックですね。

 

 

06. Standing Bird / LOVE PSYCHEDELICO

 

その音楽性と特徴的なボーカリゼーションからは海外のバンドの影響を色濃く感じさせながらも、ずばぬけたポップセンスを持ち合わせていたため、1stアルバムはミリオンセールスを記録するほどに支持されていたロックユニット・LOVE PSYCHEDELICOの2ndアルバムの1曲目。

ここまで紹介した曲はその殆どが親の車で流れていたから、という理由で刷り込まれた曲ばかりなのですが、勿論、こちらも例に漏れず。デリコの2ndに関しては、当時から正直全曲が好きだったので、甲も乙もつけ難く、ここでは1曲目を。とはいえ、あんまり内容についてどうこうということはなくカッコよすぎるとしか言うことがあまりないですね...。

それにしても、上で名前を出してきた椎名林檎ブリグリ、あゆとくらべると、デリコはTV番組なんかで後年振り返られることが少ないというような気もしていて、リアルタイムで活躍を見られていない自分としては子どもの頃に出会えていて良かったなと思ったりもします。自発的に見つけたのでは、しっかり好きになるというところまでは恐らく至っていなかったのではないでしょうか。

 

 

07. Don't you see! / ZARD

 

2001年あたりになると親がスカパーの定額プランを契約したため、家でアニマックスとキッズステーションという四六時中アニメが流れているチャンネルが観られるようになりました。とくにアニマックスをよく観ていたのですが、当時放送していたのが『ドラゴンボールGT』。無印とかZも同時期にやっていたような気がするのですが、それらと比べても垢抜けまくったOPとEDの曲!子供ながらにかなり衝撃でしたね。技名とか作品名を叫ぶコテコテのアニソンにちょっと照れてしまうような、そんなところがありましたので...。大人になった今ではそういうのも一周周ってイイ!とも思うのですが。

そして、今にして思うと、『ドラゴンボールGT』は一時期大好きでよく聴いていたビーイング系歌手の原体験。FIELD OF VIEWDEENZARDWANDSと皆ここで知ったのがはじめ。世代じゃないけどこの辺の歌手が好きって人にはアニメがきっかけで、ということも多いような気がしています。

※ここでは番組の顔でもあるOPテーマ『DAN DAN 心魅かれてく』を挙げようと思っていたのですが、公式の音源も映像もなくてリンクが貼れないため、ZARDが歌うEDテーマにしました。勿論、こちらもとても良い曲です。

 

 

08. Gates of heaven / Do As Infinity

 

親の車で流れていたからシリーズ完結編。Do As Infinityの5thアルバムの1曲目。2004年頃によく聴いていました。

イントロの不穏な電子音を切り裂くように鳴り響く歪んだコードリフがとにかくカッコイイ。当時はとくになにも意識せず聴いていたのですが、今聴き返すとavex所属のグループとしては意外過ぎるほどにバンドサウンドが軸ですよね。

同時期に、Def Techとか倖田來未BoAあたりも車内で無限ループしている時期があったのですが、それらよりもやっぱりDo Asの方が印象に残っているので、結局好みの根本がやっぱりこういう音なのだと思います。

 

 

09. 花 / ORANGE RANGE

 

当時のレンジの勢いは本当にスゴかった...。自発的に音楽を聴かなかった頃の自分でもさすがにORANGE RANGEという名前はちゃんと認識していたし、ヒット曲をいくつも知っていました。

リアルタイムで、今まさに「売れている」という空気を感じた初めてのバンドだったように思います。

 

 

10. 月光花 / Janne Da Arc

 

2019年、惜しまれながらも解散したロックバンド・Janne Da Arcの名を世に轟かせたヒットシングル。

まだCDも買ったことがない小学生でしたが、もしかして自分って音楽好きなんじゃ...!?と、2004年末~2005年頭あたりにかけてちょっと思い始めていました(そして、それは親が好きだった『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』とか『うたばん』、『CDTV』がきっかけだったと思います)。

そういった気持ちもあった頃、たまたまテレビをつけたら放送していたのが『歌の大辞テン!』。そして、そのときの放送回で登場していたのがジャンヌで、披露されたのが『月光花』です。『ブラックジャック』のアニメは観ていなかったので、この曲自体は知らない曲だったのですが、とはいえ、なんか良い曲だなぁ!と思いました。

2006年頃CDを手に取るようになってから、かなり早い段階でTSUTAYAでレンタルしてきたのもそれこそ『月光花』を収録していたアルバムだったということを覚えています。とはいえ、結局PCに取り込めなかったためにほぼ聴けず終いだった(avexは当時CCCDを取り入れていた)のですが...。

 

 

11. 愛のバクダン / B'z

 

まさに国民的な人気を誇るロックバンド・B'zの2005年リリースの38thシングル。

そもそも親が2002年あたりまでB'zを好きだった(『ELEVEN』といわゆるバラベスは聴いたことがあったし、『B'z The Best "Pleasure"』と『B'z The Best "Treasure"』も家にあった)ということもあって、彼らの音楽に関しては実はちょこちょこ耳に入る機会もあったのですが、まさにリアルタイムで、というとこの曲。

初めて買ってもらったCDシングルがまさにこれなんですよね。ジャンヌのところでも述べたように音楽への興味がまさに強くなってきていたということもあり、2006年頭頃にTSUTAYAのレンタル落ちコーナーに置いてあった『愛のバクダン』とSMAP『Triangle』を買ってもらいました。とはいえ、「もらいました。」と言ったものの、自発的に欲しいと言った記憶はまったくないので、そういった様子を察してくれて、その上で選び買い与えてくれたのがこの2枚だったのでしょう。これがきっかけでCDを買うという選択肢が自分の中に生まれたこともあり、割と現在に至るまでの大きな転機だという気もしています。

買ってもらってからというもの、表題曲は勿論のこと、カップリングの『Fever』も『甘く優しい微熱』も余すことなく毎日毎日聴きましたね...。さすがに思い入れが大分強いです。

 

 

12. Triangle / SMAP

※公式の動画も音源もないのでリンクはなし。ショートバージョンでいいからアップして!切実!

 

先にも述べたように、人生で初めて手にしたCDのうちの一枚。

当時、歌手としてのSMAPに関してはちょっと忌避してるような気持ちがありました。これは自分の世代の、そして地域によるものもあったのかもしれませんが、『世界に一つだけの花』がこれからの教育とか人権意識を象徴するテーマソング(「No.1にならなくてもいい もともと特別なonly one」)みたく扱われて、手話付きでことあるごとに歌わされていたからなんですよね。本当にひねくれていたので、大人の恣意で学校にポップソングを持ち込まれてそのメッセージを感じよう!とか言われてしまうと本当にガッカリしてしまうところがあったわけです。そこへの抵抗がSMAPたちご本人まで波及して、彼ら自身がPTA的であるように感じてしまっていました。しかし、ご本人たちは正直まったく関係ないので、勝手にこんな気持ちになっていたのが今となっては申し訳なさすぎるのですが...。

とはいえ、大人になり、そういった出来事も過去になっていく中で、あらためてSMAPという存在の大きさを痛感しますし、何より他でもない『世界に一つだけの花』の歌詞に籠められた「個性を尊重し合おう」というメッセージは社会で生きる中での前提のうちのひとつだと思っています(「個性」という言葉を盾に我を通そうとする人と対峙するのはちょっとしんどいですが...)。本当に、物事を素直に受け取れないイヤな子どもだったなと思いますネ!

前置きが長くなりすぎました。で、『Triangle』もその流れを汲む楽曲ではあるのですが、これはとくに授業で聴かされたわけでもなんでもないので、初めて聴いたときからかなり好きな曲でしたし、今聴いてもやっぱり良いなと思います。

 

 

13. さくら / ケツメイシ

 

4人組ヒップホップグループ・ケツメイシ最大のヒット曲。

CDを手にしてからは、とにかくたくさん音楽を知りたい!というモードになり、M-ON!で流行の音楽をチェックしていました。そういった中、いろんな特集でちょっと前の曲が流れることも割とあったのですが、それで目に入ったのがケツメイシ。『さくら』をはじめ、『君にBUMP』とか『涙』とか良い曲ばっかりだ...と思い、それらが収録されていた『ケツノポリス4』というアルバムを欲しげにしていたら、なんと買ってもらえました。というわけで、これが人生で初めて手に取ったアルバムです。

正直、当時アルバム全体通して好きだったかって言うと、実際のところはそうでもなかったりもするんですが、それでもやっぱり思い出深さは強いですね。

 

 

14. 純恋歌 / 湘南乃風

 

4人組レゲエグループ・湘南乃風の代表曲のうちのひとつ。思えば、レゲエという言葉を知ったのは彼らからだと思います。ジャンルとして、まではちょっと理解が至らなかったところはありましたが...。

それはともかくとして、けして多くはない自分のお小遣いをコツコツと貯めて生まれて初めて買ったのが、他でもないこのシングルです。それこそ、M-ON!で聴いたときに衝撃を受けて、購入を決めたという記憶。湘南乃風自体はまったく知らなかったのに、そうすることに決めたということは、当時の私にとって曲自体の魅力がよっぽどスゴかったんでしょうね。

そんな10代前半の私を魅了したこの曲の内容は、愛する女(楽曲の世界観を尊重して敢えて「女」とします)への想いを綴ったラブバラード。そして、楽曲の大部分を占め、感情の乗りまくった歌唱がインパクト抜群のラップパートが特徴的です。ちなみに、そのラップパートに関しては、ヘンな生活感がある歌詞がウケて、後年になってまさかのネットミーム化。それはわかるというところはありながらも、どちらかというとパチンコ屋のくだりのほうが当時の自分的に「何だその歌詞...」と思っていたので、そっち!?って感じはあります。

今思えば、着うたブームで出てきた、恋愛をテーマにしたチャラめの楽曲の走りみたいなところもあった気がするのですが、当時はそういうところは気にせず単純に良い曲として聴いていました。そういったヤンキーライクな恋愛経験が後にも先にもないということで歌詞に共感とかはまったくないんですが、後半にかけて盛り上がっていく構成とメロディーがベタに好きです。というか、やっぱりなんだかんだで結構好きな曲なんですよね...。

 

 

15. 1-2 Love Forever / レミオロメン

 

大ヒットし、バンドの名を全国区にまで持ち上げた『粉雪』を収録したアルバムの収録曲。

ロングヒットしていた影響もあって『粉雪』はM-ON!ではたびたび聴くことがあったのですが、そのあまりの良さに聴くたび感動していました。これはシングルを買おうと考えていると、どうも来たるニューアルバムに『粉雪』だけではなく『蒼の世界』や『太陽の下』まで収録されるらしい。それならそっちを買うほうが絶対オトクだ!ということで、一生懸命お金を貯めて発売日の翌日に購入しました。

当時、親のおさがりのキティちゃんのラジカセで音楽を聴いていたので、いつものようにCDを挿入し再生。いや~~~ビックリしましたね。すでにPVで聴いていた『スタンドバイミー』は予想通りとして、続く2曲目のPVがない曲(まさにそれがこの『1-2 Love Forever』)までシングルみたいに超ポップ。なんか当時はヘンな先入観があって、オリジナルアルバムというのはシングルとリード曲以外は地味な曲ばっかりなのだと思っていたんですよね。何を根拠にそう思っていたのか...というところはあるのですが。とにかく、ポップソングの嵐(重めの曲もいくつかあるにはあったのですが)といった内容は、当時の自分に刺さりまくって、レミオロメンはスゴいバンドだ!と思うに至りました。

ポップすぎる(のとコバタケのカラーが色濃く出ている)がゆえに好みが別れる1枚ですが、個人的にはやっぱりそこが好きですね。『1-2 Love Forever』はその最たるものです。未だにやっぱりレミオロメンで1曲と考えていると、思い出補正もあいまってこの曲が浮かびます。