ここ1週間で印象に残った5曲 (2024年4月第1週版)

先日参加してきたライブについての感想を書きたいのですが、あまりの情報量にどうまとめるべきか、そもそも余韻が強すぎて着手するための心構えが...というところで悩んでいるうちに、なんかめちゃくちゃ忙しくて書く時間自体がないという...。なんとか今週中には書き上げたいところです...。

 

 

251. SPELL MAGIC / Acid Black Cherry

 

Janne Da Arcの活動休止後、フロントマンのyasuが立ち上げたプロジェクトAcid Black Cherryの1stシングル。

前週にジャンヌを聴いていたんだから、その流れでABCを聴きはじめるのは最早必然みたいなところがあります。ABCは今作のリリースから『Q.E.D.』あたりまではリアルタイムで聴いていたため、思い出深さが一番にくるというところもあったりするのですが、今こうしてあらためて聴くことで感じられるのは、ABCがより多くへ届けようという意思を持って活動をしていたということ。キャッチーかつコンセプチュアルな楽曲、また衣装やメイクへのこだわりなんかには、ビジュアル系シーンのトップランナーとしての使命感すら感じられるというところです(楽しんでやっていたというところも勿論あるとは思うのですが)。

ジャンヌは学生時代からの仲間で結成されたという性質もあり、どこか青春の延長線上にあるということを音源からも感じられた一方で、yasuがABCで見せるのは成熟したミュージシャン、そしてエンターテイナーとしての姿だと感じるところもあったり。こう書いてしまうと、優劣のニュアンスを含んでそうですが、勿論そうではないです...。

で、ここで取り上げる『SPELL MAGIC』はジャンヌ時代から持ち合わせていたセクシュアルな部分をさらにするどく尖らせた上で、ヘヴィかつハードなサウンドで仕上げた楽曲となっていて、とにかくカッコイイです。音も超ドンシャリ(これに関してはABCの曲全部そうなのですが)。これを1stシングルで切ってくるというあたりに、ソロでのリスタートという状況に対する気合がビシビシ感じられるというほど。ド名曲です。

今考えると、B'zの『ELEVEN』でできていたハードなギターサウンドを受け入れる下地を、より拡張してくれたのってABCとホルモンだなあとか思ったりもしますねぇ...。割と、自分史においてのABCって重要な位置を担っている気がします。

 

 

252. sector / 9mm Parabellum Bullet

 

インディーズ時代にリリースした2ndミニアルバム収録曲。

サヌキロックで観られなかったのがじわじわ悔しくなってきて、YouTubeで9mmの動画を見漁っていたら、いやいやカッコよすぎるでしょってなったので...。

ライブを随分観ていないゆえに、近年の楽曲から感じられる年相応の成熟性にばかり注目していましたが、そういえばナマで観たときの爆発力にこそドキドキしていたんだったなあ...ということを思い出しました。今も熱烈に支持されている様子を見ると、きっとあの頃の爆発力というのもライブでは感じられるんだろうなと思う次第です。

 

 

253. 動く、動く / チト(水瀬いのり)、ユーリ(久保ユリカ)

 

TVアニメ『少女終末旅行』OPテーマ。

祝・KADOKAWAアニメ楽曲サブスク解禁! ということで、改めて聴きまくっているところです。アニメを観る習慣がないため、こちらは主題歌だけ知っていることになるのですが、とにかく曲が良いです...。打ち込みサウンドで成り立っている楽曲なのですが、音色がスゲーいい...。メロもいい...。最高...。

 

 

254. Shake / fourfolium

 

TVアニメ『NEW GAME!』OPテーマ『SAKURAスキップ』のカップリング曲。

上に同じく、『NEW GAME!』の楽曲もサブスク解禁となりました。が、この曲に関してはヒゲドライバーさんのコンピレーションアルバムで前から聴けていた楽曲です。『SAKURAスキップ』も勿論大名曲なのですが、リリース当時からこの曲が好きで好きで...。ダンサブルなバンドサウンドと、超キャッチーなメロディーが融合したら、それはもう私の好みド真ん中でしかないでしょうよ...泣。

 

 

255. Blues Drive Monster / the pillows

 

6thアルバム収録曲。

これに関しては、こないだのシノ鉄のリクエストコーナーでシノダさんが歌っていたので...。この日のリクエストはブランキーナンバガピロウズということで、まさにシノダさんのルーツに迫っていくような内容だったのですが、それだけに3曲とも歌い慣れているという感が出まくっていて、かなり良かったです...。それにしても、『Blues Drive Monste』、名曲すぎるよなぁ...。