2024/03/31 シノダ47都道府県弾き語りツアー 「シノ鉄」 @高知ri:ver

ヒトリエメジャーデビュー10周年企画の一環として、去年の10月からスタートしたシノダさん個人の弾き語りツアーに参加してきました。

 

 

......言ってしまえば、地元なわけなんですよね。この日の舞台となるri:verこそ初めてくるものの、このビルの1階に入っている居酒屋とか何度も行ったことがあります(料理が美味しいのでオススメです)し、よく見知ったこの土地にシノダさんが?という感じすらあります。文章では書きがたいですが、終演後にサイン会があることも含めて、尋常ならざる緊張...。そんなずっしりとした気持ちを抱えていることによる重々しい足取りで慣れ親しんだ街をぶらついたあとで、物販でCDとグッズを購入して会場前で待機...。開場時間になると、ライブハウスが入っているビルに沿って西向きに整列したあとで順番に場内に入っていくのですが、フロアに関しては久しぶりにこのサイズ感のライブハウスに入ったという感じもするというくらいのコンパクトさです。縦長ではあるものの、最後方でもだいぶステージに近そうという感じ。程よい位置の席に座り、時折シノダさんのインライを観ながら開演を待ちます。

 

※今回は初参加となる弾き語りライブという性質上、曲のアレンジもMCの内容もすべてが初見ということで、正直記憶をしきれていないため、いつもにも増してニュアンス感マシマシ...。話したタイミングとか内容について、間違っているということも大いにあり得ます...。

 

開演が近くなってくると上からシノダさんの声が聞こえてきたので上階に楽屋があるんだろうなと思ったりもするのですが、ということは舞台袖から出てくるんかな?とよく見えないなりの推理をしているうち、開演時間の16時に。結局、私の予想に反して客席後方から登場したのでちょっとオドロキもあるというなかで、シノダさんがオンステージ。ステージ上は、下手側にギターが2本おかれていて、中央あたりに椅子が置かれているという様子です。高松から恒例となったインライを停めて、話し始めたのは「場内にいる人たちもインスタライブ観たいですよね?」という話で、曰く場内にいる人たちがみんなシノダさんのインライを観ていると「俺の声が大合唱」みたいになってしまうため検討してみないと、という内容でした。意外と音を出しながら観ている人のほうが少なかったので、今のままでも行けるというような気もしないではないのですが、大きな会場とかだとまた違ってくるのかも...。難しいところですよねぇ...。

その流れで、高知は久しぶりに来たという話(これはこの後のMCのところだったかも。「BLUE ENCOUNTLEGO BIG MORLと...あと1組誰だっけな...。」と言っていたのですが、終演後調べてみたらレゴとさよなら、また今度ねでした)と、高知の人どれくらいいますか?初めて来た人は?(後方席に関しては結構高知の人が多かった印象)という問いかけと、シノ鉄も20公演を超えてきてじぶんの形がわからなくなってきているという話。とくに、じぶんの形がわからなくなってきたのくだりに関しては、スキンヘッドになるということもあるかもしれないので、その時は受け入れてほしいというところに着地していたのですが、流石にそれは......という雰囲気が客席に漂っていてちょっと面白かったです。

そんなことを話したあと、「1曲目は恒例となっているさっき楽屋で作った新曲をやります」ということで、新曲の演奏へ。学校を彷彿とさせるようなテーマの上で、サビで歌われる「血みどろの~」というフレーズが強烈なフックとなる楽曲で、さっき作ったとは思えないし、これっきりになるのが勿体ないと思えるくらいでした。FCコンテンツでもいいので、音源化してほしいところもありますが...。

そして、この新曲に続く2曲目はバンドのライブでもお馴染みの『風、花』です。基本的に原曲のノリをそのまま弾き語りに落とし込んだようなアレンジになっていたのですが、要所でアコギのボディを叩いてパーカッシブな音を出すのがアクセントになっていました。ラストにサビのフレーズを歌ったあとですかさず「ありがとう!」と言ったところで、次の『Milk Tablet』へ入っていきます。原曲はシンセのサウンドヒトリエの強固なグルーヴが絶妙なバランスで融合したアレンジなのですが、今回は弾き語り用のアレンジということで、より静と動のコントラストが強く感じられるアレンジに。ナマでは初めて聴いたのですが、改めて良い曲だなと思いました。

と、ふたたびMCの時間。シノダさんが暑いと言ったことで、すかさずライブハウスの店長さんがエアコンの設定温度を下げに来てくれるのですが、それに驚きながら素で反応するシノダさんが面白いです。そして、その流れでこの店長さん(カヅさん)が前日のニキーのラストに書いていたDISCAPHORICSというバンドのドラマーであり、JONNY時代の盟友であることを明かします。シノダさんは「あの頃は僕がこうして歌って喋ってるのなんて想像できなかったですよね?」と店長さんに問いかけて、「だね!」と言われてめちゃくちゃ笑っていたのが、若かりし頃に育んだ関係というのを感じられて良かったです。

ゆるくも楽しいMC(それこそ「足が痺れた」ということを、しょうもなさすぎることを言ってもいいですか?という前置きとともに話してたのもここだったような、ちがうかも...)を終えて次のセクションに突入していくのですが、ここで「次は、リーダーのォ!リーダーの曲を!...やります」と告げて、歌始まりで奏でられはじめたのはwowakaさん作の『Loveless』。元が打ち込み色強めの楽曲であるために、弾き語りらしいコードストロークが前面に出た肉体性の高いアレンジへと落とし込まれることで、あくまで個人的にですが、この曲のメロディーの強度の高さというところを再認識するところとなりました。

この1曲だけですらwowakaさんの楽曲が持つ熱量の高さを感じさせるというくらいでしたが、ここで一転、世界観を強く感じさせるようなポエトリーリーディング(「裕福の象徴である大きな冷蔵庫を空っぽにして彼女は言いました。食べなくちゃ」というような内容)から、2012年にボカロ曲として発表された『食べなくちゃ』へ。暗さはありつつもその一方で割とポップであるとも感じる曲ですが、シノダさんの声で歌われることで、原曲とはまた違った印象も受けられるというところもありました。

前曲が披露されたことでこの日演奏されるのがヒトリエの楽曲に限らないということがあらためて理解させられますが、さらに続くのは「おまたせしました!次は『ジャスティスボーイ真2』のEDテーマ『残像スティグマータ』!』ということで、選曲はよりディープな方向へと向かっていきます。ニコニコ動画SoundCloudで聴くことができるアニメサイズが唯一の音源化されているものということで、フルで聴くのはここが初めてとなりました。1番で聴くことができるメロディーを以てして2番以降も展開していくのですが、エッジの効いた歌詞がとにかくカッコよかった...。音源化希望です...。

と、シノダさんがここで「誕生日の方、いますか?」と徐に問いかけます。該当者不在ということで、前後1週間は?と聞くのですがそれもおらず...。前方の席のお客さんのフォローもあり、3月全体で聞いてみることになった(シノダさんは流石に広すぎない?といった反応ではありました)のですが、30ウン人いる会場内でなんと1人のお客さんだけが該当。こういった紆余曲折があったものの、無事(?)に『しおひがり君誕生日おめでとう』(「次の曲はあなたに捧げます!」という前置きもあった)の演奏がはじまります。前曲に続いてSoundCloudで公開されている楽曲で、コッテコテのメロディックハードコアサウンドに振り切っているだけに、弾き語りだとどうなるのかな...というところなのですが、意外と原曲のイメージとは乖離することがないアレンジであったと思います。

演奏後、「1曲丸々飛ばすことになるところだった」(演奏前だったかも)と言ったあとで、「ちなみに(誕生日は)何日ですか?」と該当のファンの方に問いかけると「3月4日です」とのことで「大分前だね...笑」というようなやりとりを経て、続いてはシノ鉄でのお馴染みとなっているリクエストコーナーへ。

会場にいる人からリクエストを募ってシノダさんができる曲だったらやるという概ねの説明が行われたあとで、「何かありますか?」と聞くと、早速挙手が。リクエストはブランキーの『赤いタンバリン』。「弾けるな~...弾けてしまうな~...」ということで、大名曲『赤いタンバリン』を歌い始めるのですが、これが最早染みついているんだろうなと思えるほどの手慣れっぷりでした。そういった思い入れ深いブランキーを歌ったことで、演奏後に高校時代の学祭でコピーバンドをやった(シノダさんは、同級生に「お前達也ね」と指定されてドラム)ときの思い出話が披露されたのですが、ライブ中に少しずつ講堂から人が捌けていく様子に対して「石川県にはブランキーが刺さんねえんだなって思って...今考えたら、自分たちの演奏が悪かったとわかるんですけどね。」という結論がつくことに、バンドマンを生業としている現在だからこそだなあと思ったりしました。

「もう1曲いきましょうか。」ということで、挙がった2曲目のリクエストはNUMBER GIRLの『透明少女』。......なのですが、解散ライブで4回聴いたということを話しつつ、「...ベタすぎないか?」「ナンバーガールって俺にとって地雷なんですよね...」と、めんどくさいナンバガのオタクの部分が顔を出したことで、なんだかんだで『IGGY POP FAN CLUB』に落ち着くことになりました。こちらも『赤いタンバリン』に同じく、原曲に忠実なノリで、シノダさんのなかにガッチリ根付いているんだろうなと思った次第です。そして、こちらも思い出深い曲であるがゆえに、学生時代にコピバンをやったとき、シノダさんが向井さんの恰好しているのに対してブランキーも一緒にやった○○くんがなぜかベンジーの恰好をしていたこと、そしてやっぱり石川県には刺さらなかったという思い出話が披露されていました(ちなみに、そのあとでナンバガのオタクらしく、『IGGY POP FAN CLUB』というタイトルは本当は別の曲についていたという向井さんの自伝本に書いていたエピソードをおもむろに披露していたりも)。

そして、三度(みたび)リクエストを募ることとなったのですが、5人の手が上がったため順番に聞いていくことに。それぞれ『Fool on the planet』(the pillows)、『Morino』(シノダさんの)、古川本舗さんの曲(曲名は失念...)、『ココロに花』(Stereo Fabrication Of Youth)、『YOU&I』(竹内電気)という名前が挙がったことで、そもそもシノダさんが好きそうなところを絶妙についていく(勿論、リクエストする側が好きというのは確実に前提としてあるとして)ようなラインナップとなりました。一部の知らなかった曲を除いてシノダさんは絶妙にできそうでできなそう~...という反応でしたが、ここまでのシノ鉄でまだ歌ってないということもありピロウズをチョイス。ただ、『Fool on the Planet』はすこし挑戦した(冒頭とサビを少しだけ歌っていました)ものの、コードがわからないためにそれ以外なら...というところで、改めて曲名が上がった『Blues Drive Monster』を演奏することに。演奏前には「『フリクリ』の第5話の戦闘シーンの曲だね」、「『フリクリ』の曲なら大体いける」、「昔はピロウズを『フリクリ』と絡めるとキレる層がいて...」と、最早ピロウズに留まらず『フリクリ』への愛も感じまくることができるという様子です。そして、そんな実際の演奏は言わずもがな...。ブランキーナンバガ同様に愛とリスペクトに充ちた名演でした。

歌い終えたあと、「楽しいです」、「アウイェ」(さわおさんの)と言いながら率直に楽しそうなシノダさんなのですが、今日歌った3曲の方向性について、あまりにストレートに原点に近いところであるがゆえに「もう90年代のロッキンオンジャパンから卒業しなさい!ってね...笑」と若干自虐的な様子なのが面白いです。10代で聴いてた音楽って切っても切り離せないところありますよねえ...。「どういう曲をリクエストしたらシノダは歌うのか、統計が取れましたね」とも言っていたので、今後のリクエストコーナーにもちょっと影響を及ぼしていくのかもと思うところもありました。

ここで本日のリクエストコーナーは〆となり、再び本筋へ戻っていきます。クリーントーンでの流麗な早弾きを聞かせたところで、『血みどろのスパゲッティ』をタイトルコール。最近になってFCコンテンツでリテイク版が公開されましたが、初出こそDr.Rightの『Beautiful Dreamer』収録ということで、リクエストコーナーやJONNY時代の交友関係を感じさせた店長さんとのやりとりなども相俟って、今日のライブの内容というのはシノダさんがロックとともに生きてきた日々がそのままに反映されていると改めて感じるほどです。

そんな中で、「リーダーの曲をやります」と告げてから歌い始めたのは、こちらもシノダさんの歴史には欠かせない4人時代のヒトリエの最高到達地点『HOWLS』収録曲『伽藍如何前零番地』。最早、鬼気迫るというほどの歌唱と演奏を見せた(この曲は随所での声量も凄まじかった)ことで、原曲が持つどこかブルージーなムードがより増幅されており、強烈という他ない仕上がりでした。また、個人的には、この時期にこの曲をナマで...というと、5年前の3月に『HOWLS』のリリースツアーで聴いたことが思い出されるというところもあったり。時の流れはあまりに速いです。

と、ここで序盤に『食べなくちゃ』で見せたようなポエトリーリーディング(電脳世界に行くことで少女は全ての感情から解き放たれたはずが、置いてきた犬が気がかりで「悲しみ」という感情だけは持って行ってしまったという内容)が。キーワードとして、「ネオンの街」という単語が入っていたことから、次の曲が『Neon beauty』であることがわかります。美しく儚いメロディーが何度聴いてもグッとくる楽曲なのですが、弾き語りというシンプルな演奏形態だからこそそれが映えまくっていて素晴らしかったです。ラストの「きっと似合うよ」という歌詞を繰り返すセクションに「きっと似合っていたよ」(間違っているかも)という一節が追加されていたのも印象的でしたね...。

現在でもバンドで演奏されることがある楽曲が連続したというところで、ふたたびMCの時間です。「高知はもうバンドでは随分来れていないですが......すみませんというのがここは体裁が良さそうですね...」というところにはじまり、前回高知に来たときは「リードギタリスト」としてきていたことを回想するのですが、そもそもなぜ自らがギタリストとしてやっていくことに決められたのか、ひいては歌う事を「辞められた」のかという話に。曰く、「どちらのほうが必要とされるか」というところで「秤にかけた」結果だったということなのですが、結果的には一度辞めたはずのそれを再びやることになってしまったという事実にどこか引っかかるものを感じつつ、「ステージに立ったらぶちかますしかない」というスローガンを以てして続けてきたことで、現在は「楽しさ」も感じられているとのことでした。※めちゃくちゃニュアンスです...。一応、シノダさんが実際に発したという記憶がある単語にはカギカッコをつけています。

そして、話は4人時代に戻り、ギタリストとしてやっていくぞという想いで迎えたヒトリエの初ライブで「歌わされた」(「敢えて歌わされたとしておきます」とも)曲を次にやることを告げた上で、その曲名をコール。『テノヒラ』です。

ヒトリエ、またwowaka名義でのボカロ曲はwowakaさんの極めてパーソナルな想いが赤裸々に籠められているために、シノダさんが歌った際にハマってこない曲というのがあるというのが実際のところ(そして、その事実は概ね受け止められるようにもなりました)なのですが、一方で『泡色の街』、『青』、『プリズムキューブ』に関して、これらの楽曲は以前ナマで聴いたときにシノダさんの歌とwowakaさんの歌詞が共鳴しているという感覚がたしかにありました。そして、この『テノヒラ』。まさにそれらと同じものが感じられるような歌唱であったと思います。4人体制時代にちょこちょこライブでやっていたことや、もういないwowakaさんへの想いとしても被っていくような歌詞も含めて、強い気持ちが籠められていると、そう感じられました。

そんな『テノヒラ』の演奏を終えたところで、ギターを爪弾きながらシノダさんが話し始めたのはヒトリエ加入当時、そしてヒトリエで歌い始めることになったときの話です。どちらもある「友達」がきっかけになっていたこと。次にやるのはその「友達」がヒトリエのために初めて作った曲であること......。冒頭のフレーズを歌った後で、マイクを下手側にまわして、1番を丸々生の声で歌った『イメージ』の素晴らしさは文字にしては表せないほどでした。

そんなクライマックスに到達したとも言える流れのあとで、シノダさんが口を開きます。「(音楽に向かう気持ちという話の流れで)どっか行っちゃいそうになるそれをガッと掴んでかなきゃと思っています。皆さんには、そんな私がもがいている姿を楽しんでもらえたら。ラストは特によくできたと思っている曲をやって終わります」(この前半部分に関してはもうちょっと手前だったかも...)との前置きとともに、本編ラストの楽曲として披露されたのが、原曲のフィーリングをそのまま弾き語りという形態で表現したようなアレンジの『undo』。新旧問わずでヒトリエ楽曲にすらかぎらないという濃密な本編を締めくくるのが、最新系のシノダさんを表したこの曲であったこと、あまりに鮮やかであったと思います。

本編が終了し、ここでアンコール待ちの時間。手拍子をしながら待っていると、再びシノダさんがステージに登場しました。四国四県ツアーのラストが思い入れのある高知になったことを感慨深いという話をしたところで、おもむろに徳島のバイブスの低さについて話し始めます。よく行っている高松は言わずもがな、高知も市場(ちょうど日曜日だったので日曜市が開催されていた)があって南国みたいな木があって...と話すのですが、ちょうど徳島のお客さんがいたことで気まずげな様子を見せる瞬間も。そんなやりとりがあったことから、その後に「小学生のときからこういう悪いこと言ってしまうんですよね。小学生のときからこれってもう終わりじゃないですか?笑」と話していて、プライベートではもっと色々ポロッと言ってるのかも...笑なんて思ったりするところも。

次にやる曲の譜面を「こういうので、毎回公演時間伸びてるんだよな...なら直せっていう話なんですけど...」と自戒しながら一生懸命に探したり、「バイブスの高い街、高松でのワンマンライブ」を告知したりしているなか、ようやく譜面が見つかってアンコールへ。「もう1曲新曲やります!」ということでアンコール一発目は本日2曲目の新曲です。サビでの「シューゲイズ」、「ショートケーキ」といった単語や取っつきやすいメロディーが非常にキャッチーな楽曲でした。1曲目や2023年のエスケープツアーでやりはじめた曲など、最新の新曲までちゃんと全部良いのがシノダさんのスゴいところだと思います。

そして、この日の公演も遂に終わりの時がきました。ラストを飾るのはFCコンテンツとして公開されている『ペペロンチーノ』。シノダさんの曲の中で言うと、『デート』や『マーガレット』などに連なるような、疾走感と清涼感あふれる楽曲です。FC発足初期の楽曲であるために何度か聴いたっきり埋もれさせてしまっていたため、改めて良さを認識する良い機会となりました。

演奏を終えた後で、バンドのとき同様頭を深々下げたシノダさんがフロアから捌けて公演が終了。その後はcakeboxの当選者発表やサイン会が実施されましたが、そのあたりは割愛...。とにかく、緊張したのはたしかです...。サイン会とか人生初めてだったもので...。

 

冒頭にも書いたように地元で観るシノダさんのライブということで、ちょっともう非日常ですよね...。前日からソワソワソワソワしてしまって仕方なかったです...。なんか単純に良いライブだった、というところで終わらない感慨みたいなところまでありました。なんならフラットなきもちでは見れなかったまであって、それもまた記憶が怪しいことに繋がっているという説もあります。

そして、ツアーが始まって半年弱、これまでセトリバレを踏まずに堪えてきたのですが、それもようやく解禁! 有志がインターネットに放流してくださっているものをひと通り拝見したところ、公演を重ねるごとにすこしずつセトリの流れが固まっていくことのドキュメンタリー感、そしてcakeboxの曲は最近になるほど曲数やらなくなってきてるということを感じました。とくに後者に関して、リクエストがなく、アンコールも変化球気味だった高知では1曲もやってないという...。cakeboxの曲聴きたさと、単純にもう一回観たいという気持ちも含めて、どこかもう1公演くらい足を伸ばせたらなあと思っているところですが、あくまで予定は未定というところです...。

なんにせよ良いライブでしたね...。また高知でライブが観られるのを気長に待つとします...。シノダさんも後半のMCのどこかで「また来ます」という旨のことを言っていたので、いつかは!

 

 

セットリスト
01. 新曲
02. 風、花
03. Milk Tablet
MC
04. Loveless
05. 食べなくちゃ
06. 残像スティグマータ
MC

07. しおひがり君誕生日おめでとう
MC
08. 赤いタンバリン / Blankey Jet City
MC
09. IGGY POP FAN CLUB / NUMBER GIRL
MC
10. Blues Drive Monster / the pillows
MC
11. 血みどろのスパゲッティ
12. 伽藍如何前零番地
13. Neon beauty
MC
14. テノヒラ
MC
15. イメージ
MC
16. undo
en01. 新曲
en02. ペペロンチーノ

 

 

 

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