今週の週刊少年ジャンプ 感想 (2023年43号)

バタバタしていたり、そもそも呪術が衝撃すぎてなかなか感想に取り掛かれなかったりしてたら、更新がここまでずれこんでしまいました。ウッカリ。

 

 

 

印象に残った作品と感想

ツーオンアイス (新連載)

フィギュアスケート、それもペアがテーマに置かれた新連載。どうも女の子のほうにはなにか事情があるようで...。美麗な作画は既にオーラがバシバシでているものですが、作風としてはジャンプというかアフタヌーンっぽい?

カグラバチ (センターカラー)

SNSなんかを眺めていると、結構注目度が高い様子も見受けられる今作。その評価もナットクと思えるような、映画的な画面作り・表現がイケてます。それにチヒロくんの持っている妖刀からして、これから魅力的な妖刀が次々登場することは明白。続きが楽しみですね。

鵺の陰陽師 (センターカラー)

劣勢っぽいけど、鵺さんならなんとでもなるんではないか?という気持ちがあります。ちなみに掲載順的には呪術の次に載っていたのですが、さすがにすぐ内容が入ってこないというところがありました。

SAKAMOTO DAYS

坂本と平助の関係性、結構好きなんですよね。そして、それはこの漫画には珍しいくらいに平助が良いヤツだからというのがあります。

ONE PIECE

混戦といった模様。今、この状況でベガパンクが外に出て、マジで死んだら目も当てられないが...。

僕のヒーローアカデミア

ステインが退場。にしても、「生きて勝て 俺の全て(マイ・オール)────......」とは、それほどの重い感情を...。オールマイトは満身創痍も満身創痍といった様子ですが、まだ戦意は絶えず。最高にカッコイイぜ。

アオのハコ

ずっと匂わされてきた、メガネくんと菖蒲ちゃんが一歩進展。菖蒲ちゃん、ここに来て結構好きかもキャラになってきてます。

呪術廻戦

呪術には衝撃的な展開をある種期待して読んでいるというところがあります。それは、今作のキャラクターたちが魅力的であること、今際の際の描写の濃密さ(ここに関しては、同時期に、同じく衝撃的な展開で人気があった『チェンソーマン』とは対照的だと思ってます)、そして誰がいつ死ぬかわからないというスリリングさ、その3点によるものだと思っています。それゆえに死滅廻游がはじまってからの展開には、ちょっとどうなんだ?という気持ちがあるにはあったのですが、もうそんなフラストレーションすべてが吹き飛ぶような凄まじい回でした...。ある意味で、先に述べた「期待」という部分においては、100%以上で応えてきたという感じがあります。五条は、既に認知度が高い作品すらも飛び越えた知名度を誇るようなキャラだと思う(呪術は読んだことないけど、五条先生は知ってるって人は結構いる)のですが、それを容赦なく殺してしまうというのは本当にスゴい。ずっと決めていたんだと思うのですが、これだけ人気が出ると日和ってしまうということだってあり得ることだと思います。読者としては、「最強」が「最強ではなくなった」ことやもう今後回想以外ではまず登場しないであろうことへの寂しさはありながらも、五条本人は満足そうだし、親友とも再会できた(「久しぶり、親友。」っていうアオリ!!)し、宿儺も嬉しそうだったということもあり、読後感は不思議と悪くなかったり。とはいえ、五条でムリならカシモをはじめとする誰にも倒せないような気がする(ほかでもない五条本人が伏黒の術式がなくても厳しかったと言っている上に、マコラのあのチートっぷり)のですが、実際のところどうなるんでしょうか...。もうここまで来たら、どんなことが起きても驚かないという気持ちです。

魔々勇々

親代わりだった人が、自分のせいで腕を失ってしまうって、辛い経験...。そもそも持ち合わせている自己犠牲精神との悪い相乗効果が生まれそう。そして、ここでタイトル回収。魔王と勇者が入り乱れて戦っていくという感じでしょうか。ここからは修行回とか組織への入隊試験編?そういった展開で失速する作品は多いので、少し心配するところも...。

ウィッチウォッチ

仲間の力でトワイライト作戦成功なるか!

暗号学園のいろは

いよいよ、メタバースへ。ちなみに私はメガネフェチなのですが、集団の(ほぼ)全員がメガネをかけているという光景は、メガネ屋のCMみたいでさすがにシュールだと感じました。

アスミカケル

一狼との関係性、絶妙ですき。一見治安悪げかと思いきや、戦う相手が皆ニクめない感じの連中ばかりなの、いいよね...。しかし、掲載順はすこしきびしげだろうか...。

一ノ瀬家の大罪

夢の中、ってそういう感じで入ったりできるのか...。詩織の、颯太へのその思いの重さは、読者から見るとちょっと禁断的なやつと紙一重で怖いんだけど!!

 

今週良かった3作

1. 呪術廻戦

2. 僕のヒーローアカデミア

3. 魔々勇々