感想のブログ

⚠ネタバレ有

今週の週刊少年ジャンプ 感想 (2023年47号)

そういえば、『ルリドラゴン』が休載してから随分長い時間が経ちましたね...。続きを読んでみたいと思う一方、これだけ休載が長引いているあたり現実的にきびしいのかなとも思ったり...。

 

 

印象に残った作品と感想

鵺の陰陽師 (センターカラー)

正直に話すことがまさか突破口になるとは...。「ビジネスギレ」、クレバーでいいですなぁ...。にしても、今週は連載作でのセンターカラーは鵺だけなんですね。

SAKAMOTO DAYS

今週気になった3点。①シンの言う「あと1人連れていきたい奴」とは?JCCの試験で一緒になった誰かか、それとも夏生?超大穴でアパート?②楽が言っている「本番」って?(また、それとは直接関係ないですが、真冬と虎丸が割と馴染んでるのが面白い)③つぶされたはずの京の眼が元に戻っているのは義眼? 次週はついに「世紀の殺し屋展」が開幕!坂本商店と殺連、スラー一派の思惑が入り混じるラストの見開きが最高にカッコイイです。殺しを明言する南雲とスラーに対して、坂本は「阻止する」とやはり一貫した不殺のスタンス。

僕とロボコ

5億部のロボコ、結構ツボです。あと、ラブコメロボコがめちゃくちゃかわいい。じつは本作の女の子キャラってみんなかわいいと思っているのですが、その極致といったかんじ。にしても、これまだ続くの!?

アオのハコ

千夏先輩が地味にジェラってるところ、良すぎ!にしても、大喜がそう負けるはずがないだろうと、読者目線で見ててもそう思えるのは、これまで丁寧に努力の描写を積み重ねてきたゆえですね。

カグラバチ

いや~、これはスゴい...。戦闘シーンの迫力が本当に半端じゃないですね...。これは新連載3つの中でも、生き残りが有力な気がしてきました。なんなら、わかりやすくキャッチーなキャラの登場次第ではドカーンと行くんじゃないかと感じるほど。そんなことも考えるほどに、かなりド派手な最新話でした。ところで、「精神感応」を使ってきた妖術師が登場したシーンで使われていた、顔をコピー、拡大してペーストする技法、冨樫義博が多用するやつなのでスゴく好きなやつなのですが、それだけにひさしぶりに本誌で冨樫を感じられた気がしてちょっと嬉しかったです。あと、ラストのシュークリームが、その手前のシーンもあってか、ちょっと肉塊に見えたのは私だけでしょうか...。

ツーオンアイス

突きつけられた現実があまりにも、あまりにも厳しい...。こういうことは現実にだってあるんでしょうが、それにしたって...。にしても、たっくんの目論見はなんなんだろう。今のところ、悪い大人という印象のほうが強いですが...。

ウィッチウォッチ

命はあって良かったけど、それにしたって...。こんなことが起きてしまったら、これから暫く重い展開が続くのかなとも思いつつ、普通に小さくなったニコとのドタバタした日常コメディが始まるのかもしれない...。

魔々勇々

エスカバ、敵対するのかなと思いつつ、「指南役」と言ってるしわかりやすく挑発もしているし、なにか目的があってコルレオの力を引き出そうとしてるのかもとも思います。次週はセンターカラー。

呪術廻戦

某鼻毛アニメのOPまんまのサブタイトルに目がいっていたら、登場したのはなんと謎の縦ロールお嬢様。しかもすぐ死んだし...。とくにインパクトがデカかった河童しかり、芥見先生のこういう思い切りの良さにはいつも驚かされます。それは、ケンジャクへの刺客がイロモノすぎる芸人であることも含めて...。特異な術式が刻まれたタカバだからこそ、ここでなにかしらの物語上の役割があるのだと思いますが、にしても、ケンジャクのギャグマンガライクな驚いた顔など、ラスボスと対峙してるとは思えないゆるさがあります。「刺客の人選が意味不明すぎて不気味だが......」という言葉は、そっくりそのまま読者の気持ちの代弁にもなり得ますね...。次週は久しぶりの表紙&巻頭カラー!楽しみ!

暗号学園のいろは

たゆたん、普通に強すぎる。「ツキのなさ」という弱点があるという話だったのに、それすら戦略に組み込んで勝つのは、もうこの作品における最強格じゃないでしょうか。

僕のヒーローアカデミア

「勝つぞ!!!」アツい...もうアツすぎる...。掲載順が大分低めなのはロボコとのシャッフルでしょうか。とりあえず休載告知はないですがどうでしょう...。来週も読めるなら、それはとても嬉しいのですが...。

一ノ瀬家の大罪

話が回収されはじめているのを感じます。ここから、家族がひとりずつ自分の過ちと向き合っていくような流れでしょうか。連載序盤からずっとわからないなりになんとか読んでいるという状況が続いてきましたが、先週あたりからようやくノレてきた感じがあります。

アスミカケル

ドベ1!?地に足着いてるといいますか、浮世離れしすぎていないからこそ面白いと思って読んでいるのですが、そこがジャンプっぽくないから、というところはあるのでしょうか...。今週はというと、世知辛い現実から這い上がってきたというエピソードで太賀くんを掘り下げるといった内容で、これがまた良かったです。

 

今週良かった3作

1. カグラバチ

2. 呪術廻戦

3. ツーオンアイス