今週の週刊少年ジャンプ 感想 (2024年4・5合併号)

今年ラストのジャンプですね。

4月からはただ読むだけではなく、読んだ上でここで毎号感想をしたためてきたということで、ただ流し読むだけにはならないところもあったようにも思います。

 

 

印象に残った作品と感想

呪術廻戦 (巻頭カラー)

切り札であった日車の術式は、ぽっと出の呪具を没収するという結果に終わったことで、一体ここからどうなるんだ...という感じで終わった先週号でしたが、死刑宣告済の処刑人の剣は決定打になるということで、首の皮一枚繋がったという感じ。これが決まれば、なんなら伏黒まで助かるかも?という見通しまで立ったことで責任重大。総力を以て、日車をサポートするという構図が熱いです。にしても、日車といい、高羽といい、主人公サイドについた覚醒型の術師の面々の強さ...。

アオのハコ (センターカラー)

夢佳は復帰したばかりなのに、これだけのパフォーマンス出せるの(努力もあるんだろうけど)才能の塊すぎない!?と思いつつ、今週はやっぱり針生先輩。兵頭さんとの問答の中で、ようやくキャラが掴めたような気がして、ここに来て一気に好きになりました。

ツーオンアイス (センターカラー)

やっぱり、隼馬と綺更の関係性がめちゃくちゃすきです。空天雪さんはなんかこわ...。

SAKAMOTO DAYS

南雲vs楽はワクワクせざるを得ないでしょ...。どちらも人気キャラなだけに、この段階で明確に生死という観点での勝ち負けがつくというような展開にはならないとは思いますが、とはいえハードな戦いになりそう。南雲がスラー一派に接触することでどうなるか、というのも気になります。ところで、最後のページの南雲はなんだか90~00年代っぽいタッチですね...。懐かしい感じ...。

ONE PIECE

メチャ泣いた...。「死んだほうがいい世界」で翻弄され続けながら休む間もなく駆け抜けたくまの人生の締めくくりが笑顔というのは、もう...。フィクションでもノンフィクションでも無償の愛、みたいな、見返りを求めない献身みたいなものに弱いんですけど、くまがボニーを思う気持ちは完全にそれでしたね。今年一年ずっとスゴかったワンピースでしたが、ラストが一番スゴかった...。いままで得体の知れなさゆえに不気味さもあったくまの印象をここで真逆に転じさせる尾田先生の手腕には(超長期連載作でそれをやってのけたということも含めて)脱帽せざるを得ません。来年も楽しみすぎ!1回最初から読み直そうかな...。

鵺の陰陽師

先々週の掲載順2番手、先週のセンターカラーときていますが、今週もかなり高めの掲載順。まさに絶好調。本編の内容としては絶体絶命なのですが...。

僕のヒーローアカデミア

かっちゃんの「出久頑張れよ」、めっちゃグッときました。それにしても、AFOを倒しても個性は戻らないんですね...。

累々戦記

大きな目標(「巨悪を倒す」とか「海賊王になる」みたいな)はなく進んでいくのが令和のジャンプではなかなか新鮮。どのタイミングで読みはじめても物語に乗っていけるのはこういうフォーマットの作品の強みでありますし、個人的にも読みやすさがあって良いなと思います。今週は「切がなくても切が付くまで斬ればいいや」というクロモリくんのしゃれたセリフが印象的でした。

ウィッチウォッチ

モイちゃんが困ったことになるの、新鮮で面白いです。ケイゴも頼りになるなぁ。でも、肝心の副会長が会長とモイちゃんにシンクローンをかけた理由がわからなかった...。泣

カグラバチ

シャルの生い立ちが悲惨すぎる...。なんでこんな...。それだけに、モブ妖術師を容赦なくなぎ倒しながら笑顔で助けにきたチヒロくんが最高にカッコイイです。

魔々勇々

エリシアとコルレオ、かっわよ~...。

アスミカケル

奈央さんがおじいちゃんから指南を受けたことで、少し前の二兎くんと同様、「明日見×(アスミカケル)」なファイトスタイルを見出します。決着は...。

暗号学園のいろは

縁ちゃんのそれはプロポーズすぎて、展開のハードさとは裏腹にちょっとドキドキしてしまいました。はたして500Fに歩を進めるのは?

 

 

今週良かった3作

1. ONE PIECE

2. カグラバチ

3. SAKAMOTO DAYS