今週の週刊少年ジャンプ 感想 (2024年17号)

暖かくなったと思えば、寒くなり...季節の変わり目を感じまくっています。

 

 

印象に残った作品と感想

ONE PIECE (巻頭カラー)

まず表紙がカッコイイ~...。この3人が並んでいるとやっぱり絵になりますよねぇ...。そして、本編。ルッチってそういう仲間意識みたいなのちゃんとあるんだ...というところに驚きながらも、メインとなるのは絵面がド派手すぎるニカルフィ&ドリーとブロギーの共闘。次回へのヒキも含め、ワクワクが止まらないというところですが、ここで次週から「取材・構想のため」の3週間にわたる休載。再開を楽しみに待っています!

SAKAMOTO DAYS (センターカラー)

周くんがなかなかの頭脳派であることで、スラー一派にダメージを与えることに成功しますが、ここで神々廻さんが四ツ村さんを殺したことを告白。...神々廻さん、それ今言って大丈夫なやつなの!?(シチュエーションと周くんのメンタル的に)というところで次週休載。今作の休載ってなんか初めてな気がします。

超巡!超条先輩 (センターカラー)

どちらのほうが先輩の相棒に相応しいかということでクイズ対決。キモすぎて勝手に自滅していく由基さんがおもしろすぎるのですが、先輩の初恋のアニメキャラが多由也というのもなんともまた絶妙な...。結果、普通に一本木ちゃんが勝利したのですが、最終問題である先輩がなぜ現在の交番勤務に至ったのかということは明確には明かされず。「心を読める」というところが疎ましがられたというのは勿論ありながらも、なにか決定的な出来事があったのでは...とも。今作におけるひとつ重要なファクターとしていつか明かされる日が来るのではないのでしょうか。

呪術廻戦

日下部vs宿儺。ちゃんといいヤツで、それでいてちゃんと実力者という、ちょっと意外さすらある一面を見せますが、さすがに宿儺には及ぶことなく敢え無く敗北。その流れでサポート役の憂憂もピンチに陥るのですが、ここで助け舟を出したのはミゲル!? ちょっと初見ではさすがに笑いました。予想外過ぎて...。ここからは過去に登場した術師たちを総動員しながら少しずつ宿儺にダメージを与えていくという展開になるのでしょうか。いつぞや東堂が言っていた「あらゆる仲間俺達全員で術師なんだ!!!」「俺達が生きている限り死んでいった仲間たちが真に敗北することはない!!!」という言葉がちょっと思い出されます。

ウィッチウォッチ

黒和ちゃんの心境と現状のヘヴィさが篠原先生らしいなと思っていたら...。どんな漫画でも、恋愛軸にフォーカスするたびになんかドキドキしてしまうな...。

アオのハコ

ふたりの内心をさらけ出すモノローグや、回想のなかに登場した読者目線では(たぶん)見ることがなかった針生先輩の優しい笑顔、そしてバドに本気で打ち込み続けてきたからこその悔しい表情...すべてにもうグッと来まくってしまうという回でした。今週はまじで告白回くらい良かったです...。

Dear Anemone

輪郭を少しずつなぞるかのように、ゆっくりと世界観が明らかになってきているという様子。そういったところなど含めて、とりあえずムードに浸るというのが楽しい作品なのかなというところです。

カグラバチ

連載を重ねるごとにチヒロくんと柴さんの魅力が強く感じられるようになってきていて、スゴくいいかんじです。ラストの見開きも良すぎるし、いまのカグラバチって現在の連載陣のなかでも個人的にはかなり上位にきています...。

僕とロボコ

なんだこのエキセントリックなパロディ!? しかも今さら「風立ちぬ」って...と思っいながら読み進めていたら...。

魔々勇々

コマの枠線で目線を入れるという手法、膝を打ちましたね...。林先生のコマの使い方はセンスにあふれていると思います。

鵺の陰陽師

四訥と学郎の関係...好きや。あと、やっぱり、今作のクラスメイトは変や...。

ツーオンアイス

多くを持つ者ゆえに性の対象として消費される苦しみ、葛藤、そして歪んでいく過程を、ここまで生々しく1話に凝縮してくるとは...。ぼやかされてこそいますが、恐らく性的な被害も受けたのでしょう...。前話と合わせてあまりにも凄まじいという感想に尽きます。傷つき傷つけ、ここまでやってきたたっくんは今作においてどのような結末を迎えるのでしょうか。

ルリドラゴン

ルリちゃんの成長を親のようなきもちで見守っています。

 

 

良かった3作

1. ツーオンアイス

2. アオのハコ

3. 超巡!超条先輩